「スティール・シャドー 五代十国伝」


唐が滅亡してから北宋が成立するまでの間、黄河流域を統治した5つの王朝と、周辺の諸地方を支配した10の小国が群雄割拠した五代十国時代。本作は、それぞれ十国の一つに数えられる南唐とビンの興亡を背景にしたファンタジーアクションだ。天下統一に必要とされる“地獄の業火”を求める南唐の皇子が、唯一その行方を知るはずが、記憶を失ってしまったビン王側近の男性に近づいていく。香港で俳優兼歌手として高い人気を誇るサムール・チャンが、使命と友情の間で葛藤する南唐の皇子役を演じた。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「スティール・シャドー 五代十国伝」。WOWOW中国ファンタジーアクション4連発のうちの3作目。五大十国時代と言われてもまったくピンと来ていないので面白さが半減しているのかも知れず、もしかしたら中国では人気の映画だったのかも知れません。相変わらず登場人物のキャラクターは単純ですが、その中での人間関係がなかなかわからないままに話が展開してしまっています。最初に登場した悪者達がその後は全く登場せず、いったい誰が本当に悪い奴だったのかがわからないままに終わりました。