「オートクチュール」


片や、世界に名だたる高級ブランド〈ディオール〉のアトリエの責任者として働く、引退間近のお針子の女性エステル。他方は、パリ郊外の団地で暮らす移民2世の不良少女ジャド。世代も境遇もまるで異なるこの2人の女性が、ひょんなことから知り合い、いつしか母娘のように心通じ合うさまを、小説家としても活躍するフランスの女性監督S・オハヨンが繊細なタッチで活写。「緑色の部屋」「ゴダールの探偵」などで知られる大女優バイと、「GAGARINE/ガガーリン」の注目株クードリの息詰まる演技合戦が見もの。

情報源: オートクチュール | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「オートクチュール」。そもそもオートクチュールというものを知らずに見始めましたがどうも高級仕立服ということらしく、お針子さんはフランス語でクチュリエールみたいです。「フリー・ウィリー」とおなじように最初のうちは家庭に問題のある若い子が問題を起こしたりするが、あることがきっかけで立ち直っていくというお話になってます。最後は団地で新年を迎える良い雰囲気で終わってましたが、あっさりとジャドのお母さんが立ち直ってしまってはしゃいでいるあたりはちょっとわかりにくかった感じです。それにしても簡単に相手のことを罵る言葉を吐くような人たちが多すぎて気が滅入りました。