大相撲五月場所千秋楽。十四日目に白鵬が稀勢の里にまさかの3敗目を喫してしまい、照ノ富士と白鵬が3敗で並びました。4敗の力士まで優勝の可能性があった訳ですが、流石にこの二人共が千秋楽に負ける事は考えられませんでした。取組が進むに連れ平幕の4敗力士たちは脱落していき、これより三役の前の時点での自分の予想は「二人とも白星で決定戦で白鵬の優勝」でした。照ノ富士は番付通りの力の差を見せつけて碧山に勝利。結びの一番の横綱対決では日馬富士の優勝の目が無くなってしまったため、やはり白鵬有利に思われました。日馬富士は先場所も結びの一番で、勝てば部屋の後輩である照ノ富士の決定戦という所で負けてしまっていたのですが、今回は先場所よりも気合が入っていたのかもしれません。日馬富士が白鵬に土をつけて照ノ富士の初優勝が決まりました。勝ち星の数が少し足りない感じもありますが、先場所準優勝、今場所優勝という事で、照ノ富士の大関昇進が確実なものとなったようです。今場所の白鵬は突然脆くなってしまいましたが、優勝回数で大鵬を抜いたことで目標を失ってしまったためだけなのか、それとも力が落ちてきているのか、それは来場所以降の白鵬を見てみないとわかりません。