娘1号のアパートを出た後、いつもは関ICへ向かう所を「円空入定塚」に向かいました。カーナビに住所を入力してカーナビの指示通りの道を走り、近くまで来ると案内の看板もあったのですが、すぐにはわからず通過してしまい「弥勒寺跡」に着いてしまいました。この弥勒寺跡の近くに「円空館」と「円空の墓」があるのですが、円空館は常設館リニューアルのために3/25まで休館のため入ることが出来ず、「円空の墓」にお参りすることにしました。弥勒寺跡を抜け、鬱蒼とした竹林を少し上ると円空の墓が他の古いお墓と一緒にありました。お参りしていると、近くから「ピシッ、ザササ」という木が折れて笹がこすれたような音がしました。誰か竹林で作業しているのかと思ったのですが、人影も見えずその後は音がしません。お墓から離れて現在の弥勒寺の方に行くとカラスが数羽木に止まっていたので、さっきの音はカラスのせいかもしれませんが、もしかしたらラップ音だったのかも知れません。
弥勒寺跡を後にして先ほど通り過ぎた入定塚を探しました。横道に入って川縁を進んでもそれらしいのが見当たりません。車から降りて横道に入る所まで戻った所でやっと見つけました。普通の家の隣にあって、さらに藤棚の下のためにかなりわかりづらい場所でした。近所のおっちゃん二人がいたのでちょっと会話しましたが、そのおっちゃんの敷地と入定塚の敷地の境界線がどうのとか言っていて少しだけ興ざめでした。
入定塚を出発し、美濃ICから高速に入ろうと思っていたのですが、カーナビの示す道は逆方向です。先に進んでみると関広見ICというのがあり、そこから東海環状自動車道に入って美濃関JCTから東海北陸道に進むのが近道だったようです。ひるがの高原SAで早めの夕食をとり、いつもよりも結構早い時間帯に帰宅することが出来ました。