「虚空門GATE」


UFOコンタクティやUFO・異星人を信じる人々のドキュメンタリー。月面異星人遺体動画の真偽を問うことを起点とし、UFO研究家やUFO遭遇経験者に取材を重ねるうち、UFOを呼べるという俳優兼画家の庄司が現れる。しかし、彼は突然失踪してしまう。監督は、成人映画などを手掛けてきた小路谷秀樹。

情報源: 虚空門GATE:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

 かみさんが見たいと言うので「虚空門GATE」をAmazonプライムビデオのレンタルで見ました。全く予備知識もなくこのタイトルだけでUFOが登場するSF映画だと思って見始めたのですが、いきなり違っていました。初っ端から「月面異星人遺体動画」が出てきてその真偽をこの界隈では有名どころがコメントしていました。このままこの「月面異星人遺体動画」の真実を追及していくのかと思いきや、途中で登場した宇宙人の乗る宇宙船に乗せられて窓から下の方に月が見えたと言う人物にフォーカスが当てられていきました。この人が突然失踪してしまった時に一瞬アブダクションかと思わされましたが覚醒剤がらみで捕まっていたわけで、警察に失踪届を出しに行った場面があったのでそこで知らされたのでしょうか。肉眼では見えなかったのにこの人がスマホで撮影した画像の中に1枚だけUFOらしきものが写り込んだりしていたわけですが、中盤過ぎから雲行きが怪しくなってしまいました。かつて超能力少年のスプーン曲げが一世を風靡していた頃、毎度スプーンを曲げないといけない状況に疲れてしまい腕力で無理やり曲げてしまったのがバレてしまいフェードアウトしていった事を思い出しました。主人公がこれを問われた時の行動は誠実さのかけらも無く、覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けたあと「絶対無罪だから最高裁まで行ってやる」と言うのも説得力がなくなってしまいます。結局はほとんどがこの人を追ったドキュメンタリーだったと言う事で、途中でふと「どこへ出しても恥ずかしい人」を思い浮かべてしまいました。エンディングでお星空の中に移動したり点滅したりするUFOらしきものが沢山登場していましたが、全部が全部UFOだとは言えそうにないものの全てが何かの見間違いだとは言えなさそうでした。ちなみに「月面異星人遺体動画」をgoogleやyahooで検索してもこの映画の事が上位に出てくるのは何故なのだろうか。

「惑星戦記 G-LOC ジーロック」


地球と“リア”では時間が経過するスピードが異なるという凝った設定に加え、ドラマ「トゥルーブラッド」のS・モイヤーが演じる主人公ブランの8年前と現在を交錯させる、やや複雑なストーリー。とはいえ基本的な見どころは遭難した宇宙船で展開するサバイバル劇で、SF好きは二転三転する展開をシンプルに楽しみたい。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のVFXスタッフが参加し、真っ暗な宇宙を突き進む宇宙船“ニーサ”をクールに描写。主要な舞台、“ニーサ”の船内のセットもスタイリッシュな仕上がり。

情報源: 惑星戦記 G-LOC ジーロック | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「惑星戦記 G-LOC ジーロック」。大体は宇宙船内で事が進み登場人物も最低限で毎度お馴染みのB級SF映画です。AIがショボいわけですが、最後の方で少し説明があったような。いつものFilmarksでの評価はこちら