「どこへ出しても恥ずかしい人」


『生きてるって言ってみろ』など数々の曲を発表、歌手だけでなく画家や詩人としても活動する友川カズキの2010年夏の日々を捉えたドキュメンタリー。20年来のめり込んでいる競輪に一日の大半を費やし、その合い間に絵を描きライブで歌う、彼の生活を記録する。本作のために、ドラムス・パーカッション奏者の石塚俊明やピアニストの永畑雅人らと車中で演奏を行った姿も収録。監督は、御嶽山に立つ山小屋の生活風景をまとめた「或る山」(第2回恵比寿映像祭にて上映)を手がけた佐々木育野。

情報源: どこへ出しても恥かしい人| MOVIE WALKER PRESS
 旧フォルツァ総曲輪で移転オープンしたほとり座「どこへ出しても恥ずかしい人」を観ました。友川かずきは能代工業の出身だと言うのは高校時代から知っていましたが、いまだに歌い続けていることは知らずにいました。ただの競輪に嵌った汚いおっさんのようになっているのではと思っていましたが、競輪に嵌ってはいますが全然汚いおっさんにはなっておらず安心しました。「生きているって言ってみろ」は当然ですが、車の中でセッションしている曲もなかなか迫力のある歌でした。観終わってからはパンフレットもですが、マネージャーさんから送られて来たと言う各1枚限定のCDのうち、1stアルバムの「やっと一枚目」を購入しました。ほとり座はチケット売り場も移動して小綺麗になっていて、劇場の椅子もちゃんとした最近の映画館の椅子に替わっていて随分と観やすくなっています。この映画は1日1回18時からの回しかなく、自分達以外はおっさん3人しかお客さんはおらず、予告編でやっていた映画はどれも見たいとは思わない映画だったのがちょっとこの先この映画館が大丈夫なのか心配になってしまいます。