京都1泊旅行2日目

 ホテルの朝食は和洋食バイキング洋食バイキングorアメリカンブレックファスト和定食の3会場ありました。バイキングだとどうしても食べすぎるのでアメリカンブレックファストか和定食かという事になり、やはり京都だったら和食だろうという事になりました。お米マイスター厳選御飯に期待したのですが、一口食べて「?」となりました。自分の口に合わなかっただけかと思ったのですが、かみさんも同じだったようです。美人豆腐とか料理は美味しかったのですが、米がおいしく無いのはちょっと残念です。

お品書き

ホテルの朝食

 8時頃にフロントでチェックアウトをし、ついでに日本旅行の全国旅行支援だったのだがワクチン接種の確認はしなくて良かったのかと尋ねると、日本旅行さんの方でやっているはずなのでここでは必要ないと言うような返事でした。日本旅行に送る封筒の封をするためにセロテープを貸してもらい、近くで投函できるポストがあるかを尋ねるとホテルで出してくれる事になりました。クロークに荷物を預けてからホテルを出て昨日の夜と同じく八条東口まで歩き、鞍馬寺まで行くために烏丸線で国際会館駅に向かい、国際会館駅前のバス停で20分ほど待ってから京都バスに乗りました。バスが進むにつれてどんどん道が狭くなり、市原あたりでバス会社の人が乗り込んできました。運転手の交代なのかとも思いましたがそのまま運転席の横に立っていたので、もしかしたら狭い山道で曲がりくねったりしているので運転手には見えにくいところをサポートする係なのかも知れません。
 鞍馬寺からの帰りは叡山電鉄で。予定していた電車には間に合わなさそうなので駅の前にあった天狗で記念撮影してから駅舎に入ると「もうすぐ電車が出発します」のアナウンスが聞こえました。駅員の顔を伺うと間に合う雰囲気だったので慌てて改札を抜けて電車に乗り込みました。電車の中はなぜか窓側を向いている座席が4つあったのでそちらに座りましたが、途中のもみじのトンネルとか景色を楽しめるようになっていたようです。出町柳駅で京阪電車に乗り換えて祇園四条駅で降り、レストラン菊水の予約時間まで少し余裕があったので鴨川の河原まで下りて例の等間隔に並ぶカップルのように少しの間河原に腰掛けて過ごしました。
鞍馬の天狗

アオサギ

鴨川

 レストラン菊水を出てから八坂神社にお詣り。八坂神社前からバスに乗ってホテルに戻ることにしたのですが、京都駅前でバスを降りるとまた迷いかねないので八条口の方をまわるバスに乗る事にしました。調べてみると京都駅八条口アバンティ前を通るバスは58系統か八条口207系統のようでした。バス停で待っているとどんどんバスが来ますがだいたいは京都駅前行きだったりで何台もバスを見送りました。207系統のバスが来た時になぜかかみさんがバスに乗り込んで運転手さんに京都駅に停まるか聞き始めました。当然のごとく運転手さんにあっさりと停まりませんと言われてすごすごとバスを降りる事になりました。そうこうしているうちに58系統のバスがやってきて安心して乗り込み、無事に京都駅八条口アバンティ前でバスを降りてホテルに向かう事が出来ました。
 ホテルのクロークから荷物を受け取り、お土産を買うためにすぐ近くにあったみやこみちの土産物屋に入り、赤福やおたべや阿闍梨餅などをゲット。あとは家に帰ってから食べる弁当を買う事にし何ヶ所か弁当を売っている店を回り、最終的には駅弁にぎわい旅弁当というお店でおかめ弁当と秋のあじわいを購入しました。改札を入ってみるとおなじ弁当を売っているお店が何軒もあり、わざわざ混雑している改札外の店で買わなければ良かったことに気付かされてしまいました。
 20分ほどホームのベンチに座ってサンダーバードが来るのを待ち、15時10分のサンダーバードに乗り込み金沢でつるぎに乗り換え17時58分に富山駅に着いてなんとか無事に帰宅する事が出来ました。
秋のあじわい

おかめ弁当
秋のあじわい
おかめ弁当

八坂神社

 お昼を食べた後、八坂神社に向かいました。向かう途中の道は結構な人波で外国人観光客の姿も多数見受けられました。八坂神社は「本殿国宝奉祝」奉納行事の真っ最中らしく屋台も出て大賑わいです。まずは蘇民将来の悪疫退散木札を購入してからかみさんは御朱印の列へと向かいました。街中にあって奉納行事の最中ということもあってか上賀茂神社や鞍馬寺よりも長い御朱印待ちの行列になっていました。その間に舞殿では祇園囃子奉納が始まり御朱印を貰ってくるまでその調べを聞いていました。その後本殿にお詣りし、大国主社にも縁結びのお願いをしてから境内を出ました。

西楼門

阿形の老相
吽形の青年相
舞殿
本殿
縁結びの神様
大国主社

「レストラン菊水」

 お昼は四条大橋の近くにある大正5年創業の「レストラン菊水」で。12時予約のところを10分前くらいに店に入りましたが、店の人に順番待ちの紙に名前を書くように言われてしまいました。予約していたことを伝えて2階に案内されました。2階は先客が1組いるだけで1階の満席状態とは打って違って静かな雰囲気です。あらかじめランチタイムのコースを予約していたのですが、メインディッシュは4品のうちから1品選ぶ事になっていて、自分は牛ロースカツレツデミグラスソースを、かみさんはビーフシチューボルドー風を選びました。飲み物として生ビールの中と小を頼んだのですが、小はグラスだろうと思っていたところちゃんとした小ジョッキでした。鴨ロース肉のコンフィ、ポタージュスープ、メインディッシュ、デザートと皿数としては少ない気がしなくも無いのですが、充分に満足させられました。会計のときに壁にJAFマークがあったのでJAFの会員証を見せましたが、10%引きだったようでだいぶお得だったようです。

生小

鴨ロース肉のコンフィ
ポタージュスープ
ビーフシチューボルドー風
牛ロースカツレツデミグラスソース
店内
コーヒー&デザート
外観

鞍馬寺

 9時10分頃に鞍馬寺バス停でバスを降りた目の前に鞍馬寺の石段がありました。登りはちょっと厳しいのでケーブルカーを使う事にし、出発まで15分ほど待ちました。ケーブルカーは立山のそれの半分くらいの可愛らしいサイズで、2分くらいであっという間に着きました。そこから新参道を歩き途中から石段になり、けっこう汗をかきながらやっと本殿金堂に辿り着きました。このお寺さんの狛犬は虎でした。ここでもかみさんは御朱印帳に御朱印を頂き、霊宝殿までもう一踏ん張りして石段を登りました。3階に仏像奉安室があるのですが、ほとんど貸切状態で何体もある毘沙門天様を拝見しました。できれば魔王殿まで行き、その先の貴船神社まで行きたかったのですが、さらに登らないといけなくてお昼を12時に予約していたこともあり霊宝殿から戻る事にしました。帰りは下りなのでケーブルカーを使わずに戻れるだろうと九十九折参道を通りましたが、登りにこの参道を使わなかったのが正解のようでした。途中で義経公供養塔がありましたが、説明を見ると昭和15年に建立されたようです。

鞍馬寺

本殿金堂
狛犬(右)
狛犬(左)
風景
義経公供養塔
由岐神社