伊勢市→富山

 伊勢市駅から名古屋に向かうにはJRと近鉄があり、近鉄では急行と特急があります。当初はJRの快速に乗ろうかと思っていたのですが、JR伊勢市駅ではSUICAが使えません。近鉄も特急券は乗車券と同じくらいの金額で別途購入しなくてはいけません。しばらく悩んだ結果、快速・急行と特急では1時間50分が1時間30分くらいの差で倍近くかかりますが、確実に座れるのを重視して近鉄の特急で名古屋に向かうことにしました。案の定、伊勢市から名古屋までの間はほとんど爆睡状態でした。
 近鉄名古屋駅に着いてからJR高島屋に向かいお土産を買うことになりました。特急にしたこともあり、出発まで充分な余裕がありましたが、いろいろ店を回って悩んだ結果、ういろうを買うことになりました。20分くらい前にホームに行き、売店で飲み物とつまみを購入。名古屋始発の特急ひだ号なので、出発10分位前には乗車することが出来、ゆったりすることが出来ました。帰りの高山線では売店で購入した飲み物&おつまみに伊勢市駅で買った赤福を頂きながら、約4時間の道中でほとんど爆睡していました。
 富山駅に到着し、娘2号に迎えに来て貰って晩ご飯は「万さく」へ。自分は海老天丼御膳をかみさんと娘2号は天丼セットを頂きました。

天丼セット
天丼セット

伊勢神宮

 ホテルの朝食はよくあるバイキングですが、会場が10階のレストランのため窓から向こうにコンビナートが見えるなかなかの眺めでした。これまでバイキングでご飯が美味しいことが多かったので、今朝もご飯を選びましたがこのホテルのご飯はちょっと自分の好みではありませんでした。

ホテルの朝食
ホテルの朝食

窓からの眺め

 四日市に宿泊したと言うのでちょっと足を延ばして伊勢神宮にお参りすることにしました。近鉄四日市駅を8時過ぎに出発し急行で1時間ちょっとでしたが、途中の津まで席が空かなかったのがちょっと悲しかったところでした。近鉄伊勢市駅に着きJR伊勢市駅の方から改札を出て、まずはコインロッカーに向かいました。流石にまだ時間が早かったせいか余裕でコインロッカーに荷物を入れることが出来ました。時間があれば外宮を回ってから内宮へ向かうべきなのでしょうが、今回は内宮のみの参拝にしました。伊勢市駅前から外宮前経由のバスで内宮前に到着。テレビで良く見たあの鳥居をやっとくぐることが出来ました。手水舎→五十鈴川御手洗場を回って思ったより距離を歩き正宮の前に到着。「撮影は階段下で」と大きく注意書きがしてあるのですが、階段の途中や拝殿(?)の前でも撮影しようとしている人がいたのは多少興ざめでした。神主さんと二人で中に入って一人で参拝していた女性がいたのですが、特別な人なのかなにがしか支払えば出来るのか謎でした。荒祭宮にもお参りし、休憩所で御神酒を購入して伊勢神宮をあとにしました。

鳥居
鳥居

五十鈴川御手洗場
五十鈴川御手洗場
正宮
正宮
荒祭宮
荒祭宮

神馬
神馬

 鳥居を出たら土産物屋の並ぶ道に突入。一通り端の方まで行ってから戻りながら店に入ったり食べたりしようと思っていました。赤福の店の中で赤福とお茶を頂きましたが、その向かいの店の方が混んでいてそちらでは赤福氷を食べる客で一杯だったようです。鳥居を出てから直ぐの通りが所謂「おかげ横丁」だと思っていたのですが、この赤福の店の所から横に入ったところが「おかげ横丁」だと言うことを知りました。下手したら「おはらい町通り」の事を「おかげ横丁」だと思い込んだままになっていたかも知れません。
赤福の店
赤福の店

店内で赤福とお茶
店内で赤福とお茶

 赤福も食べたのであとは伊勢うどんを食べないとと言うことで、おはらい町通りの神宮側に近い店「岩戸屋」に入ることにしました。一番シンプルな伊勢うどんと地ビールを注文。初めての伊勢うどんでしたがこれはこれで美味しいうどんでした。

伊勢うどん
伊勢うどん

地ビール
地ビール

 岩戸屋を出て直ぐにバス停に向かいましたが、ちょうどバスが出たばかりでした。と言っても10分おきにバスが出るのでそれ程痛手はありません。バスは五十鈴川駅・宇治山田駅を経由して伊勢市駅に到着しましたが、やはり伊勢市駅を起点にしたのは正解だったようです。

トンテキ

 夜景クルーズからの帰りのバスを近鉄四日市駅前で降り、その足で晩ご飯を食べに行くことにしました。ホテルにチェックインしてから四日市名物のトンテキを食べられる店をあらかじめ調べていて、とりあえず第一候補の「トンテキ酒場」を目指しました。だいたいの場所は把握していたのですが、その辺りだと思った所に行っても見つかりません。もう一度調べてみると直ぐそばにその店はありました。とりあえず生ビールを注文し、あとは店の看板メニューらしいトンテキとハミデル加藤牛のステーキに焼き野菜(タマネギとナス)を頼みました。ステーキの方はお約束があるらしく、テーブルで焼き始める時に掛け声が必要だと言うことで、仕方なくそれにお付き合いすることにしました。確かに美味しいステーキではありましたが、肉の厚さが値段相応と言った感じがありました。この店で更に何か頼むと言う選択肢もありましたが、別の店でもトンテキを食べてみようと言うことになり、早々に引き上げることになりました。

おすすめメニュー
おすすめメニュー

加藤牛のステーキ
加藤牛のステーキ

トンテキ
トンテキ

 店を出てからもう一つ調べていたラーメン屋でトンテキを出しているという「ラーメンちゃんneo」に向かいました。トンテキ単品と鰹豚骨ラーメンを注文、この店は魚介豚骨系ラーメンと言うことで無難な鰹にしてみましたが、不味いわけではないものの自分の好みではありません。トンテキも前の店とは違った形ですが、どちらかと言えばこちらの方がオリジナルに近い形のようでした。
メニュー1
メニュー1

メニュー2
メニュー2
鰹豚骨ラーメン
鰹豚骨ラーメン
トンテキ単品
トンテキ単品

四日市コンビナート夜景クルーズ

 大相撲を見られないとなったことから、名古屋市内のホテルの予約をキャンセルし、四日市コンビナート夜景クルーズ(ホテル込み)を予約していました。名古屋駅から近鉄線の急行で近鉄四日市に向かい、歩いて5分ほどのホテルにチェックイン。テレビで大相撲の十四日目の取り組みを結びの一番まで見た後で、近鉄四日市駅そばの集合場所に向かいました。
 集合場所でひととおり受付が終わってから無料送迎バスに向かいましたが、バスの中には集合場所に向かわずにバスに乗り込んでいる客が数名。段取りを守らない客が良くないのですが、それへのスタッフの対応もあまり良い感じではありませんでした。それでも10分遅れくらいで近鉄四日市駅前を出発、JR四日市駅でも数人乗る人がいたようでしたが、その人達も受付を確認して最終的に出発となりました。しかし、その直後に夜景クルーズのバスに乗りたいと言う人が出現。当日に行きたいと言ってきた人かと思ったのですが、そうでもなさそうで、よくわからないままもう一人乗り込んできました。
 バスは港に到着しましたが、その時点で既に船に乗り込む行列が出来ていました。バスから降りた人たちは港に着いてから正式な受付があるものだと思っていたので、皆不思議な思いをしながらその行列の後ろに並ぶことになりました。船酔いの不安があったので、並んでいる時に酔い止めの薬を飲んでおきました。
 クルーズ船に乗り込む時にも特に何の説明も無く、船が動き出してからやっと説明が始まりました。船は屋上と船内の座席に分かれて座ることになっていましたが、行列の前にいた人たちが屋上に行くので、後ろに並んだ人たちはそれほど見晴らしの良くない船内の座席に座らざるを得ませんでした。しかしながら、説明では90分のクルーズの半ば頃で入替を行うと言うことで、結果的には後半に屋上に行く方が良かったようです。

クルーズ船
クルーズ船

出発前
出発前

乗船時
乗船時

 19時出発でまだ明るいので最初は「潮吹き防波堤」を見ることになり、その後暗くなってきてから第2コンビナート・第3コンビナート・第1コンビナートの順で案内されました。コンデジで撮影を試みましたが、スピードの出ている船からの撮影ではほとんどブレてしまい、かろうじてスピードを落とした時になんとかブレずに数枚撮影出来たのみでした。ここはコンデジでは無くデジイチを持って行くべきだったかも知れません。
 最後の方でわかった事ですが、説明するスタッフはコンビナートで働いていた人らしくボランティアのようでした。一応観光会社が取り仕切ってはいるものの、もしかしたら官主導のイベントなのかもしれません。受付とかの対応がこんな感じだったのはそのせいだと思えば納得いきます。
 良く写真集やDVDとかで見られるような光で飾られたプラントをイメージしていた光景はほとんど見られませんでしたが、90分間のクルーズで充分に楽しむことは出来ました。
 なんとかそれっぽく撮影できた分を載せます。
キリン
キリン

夜景1
夜景1
夜景2
夜景2
夜景3
夜景3
夜景4
夜景4
夜景5
夜景5
夜景6
夜景6
夜景7
夜景7

大須観音

 去年、バスツアーで初めて訪れた大須観音。その時は時間が限られていてあまり回れなかったため、今年リベンジすることにしていました。当初大相撲名古屋場所の十四日目のチケットを自力で入手し、土曜日に大相撲を見てから名古屋市内に宿泊し、日曜日の午前いっぱいを大須観音で過ごす予定でした。しかし、名古屋場所のチケットを申し込む際、何とか席種を選んで申し込もうとしてIDとパスワードの入力のところで手間取り、ログオンできた時には既に完売となってしまっていたため、今回の大相撲観戦は断念せざるを得なくなりました。と言うわけで予定を大きく変更となりました。
 お昼頃に高山線で名古屋駅に到着し、地下鉄で大須観音駅まで向かいました。予定では荷物をコインロッカーに預けたかったのですが、流石に土曜日のお昼過ぎではどこもコインロッカーは空いておらず、荷物を持ったままになりました。JR名古屋駅と地下鉄での人の多さにゲンナリしましたが、なんとか伏見駅で乗り換えて大須観音駅に到着しました。

大須観音
大須観音

 まずは大須観音にお参りし、どこか落ち着いて座りながらお昼を食べたいとなり、最初に見つけた喫茶店「シャポーブラン」に入りました。ケーキセットがおすすめと言う言葉に乗っかってしまい、かみさんは鉄板ナポリタン&プリンアラモードを、自分はスパゲティ(名前忘れました)&赤スグリとブラッドオレンジムースを注文。スパゲティはどちらも結構ボリュームがあり、お腹いっぱい状態になってしまいました。このせいで今回の大須観音に来たひとつの目的であった食べ歩きが難しい状況に陥ってしまいました。
スパゲティ
スパゲティ

鉄板ナポリタン
鉄板ナポリタン
プリンアラモード
プリンアラモード
赤スグリとブラッドオレンジムース
赤スグリとブラッドオレンジムース

 とりあえずちらちらと並んでいる店を見ながら通りを歩きました。端まで行って次は別の通りへ移動。宝石屋でネックレスを購入。この通りはアーケードが無いので直ぐに別の通りに移動。かみさんは何件か古着屋に入り、途中アルパカの店を見つけ、その向かいにあった洒落たワインの店「ワイン渡辺」に入りました。

アルパカの店
アルパカの店

 店の中は満員だと言うことで外のテーブルに案内されましたが、エアコンの室外機の側だったのでたまに温風が吹いてきていたのはご愛敬です。かみさんはビールを頼みましたが、自分は少し飲むだけで顔が赤くなるので真っ赤な顔で通りを歩くのを避けるためにアイスコーヒーを注文。トウモロコシのフリットとクレームダンジュ北海道産ハスカップソースを頼みましたが、どちらも美味しく頂けました。その後もしばらくふらふら通りを歩き、大須ういろで実家にういろを送り、大須観音を後にしました。

ワイン渡辺
ワイン渡辺

とうもろこしのフリット
とうもろこしのフリット
クレームダンジュ北海道産ハスカップソース
クレームダンジュ北海道産ハスカップソース

はなまるうどん

 今晩もお一人様外食。少し帰りが遅くなったこともあり、早く食べられそうなはなまるうどんに入ることにしました。だいたいいつもはきつねうどんの中に天ぷらを二種類ほど取るのですが、メニューがリニューアルしたようで、うどんの小・中・大の量が微妙に前よりも多くなっていました。それでもいつも通りの感じできつねうどんの中を注文しました。ふと見るとお得なミニ丼セットとして+200円でミニ丼とありました。つい4種盛り天丼も頼んでしましましたが、うどんが中盛りだったため結構おなかいっぱいになってしまいました。

きつねうどん(中)・ミニ4種盛り天丼
きつねうどん(中)・ミニ4種盛り天丼

大橋巨泉

 先日の永六輔さんの後を追うように大橋巨泉さんが亡くなられました。リアルタイムと言うには自分は少し幼かったかも知れませんが、少なくともあの時代の雰囲気は感じていたわけで、やはり一抹の寂しさと言うのは否定できません。

大相撲名古屋場所十日目

 大相撲名古屋場所の十日目。嫌な予感があたってしまい稀勢の里が2敗となりました。やはりこの人は大関止まりなのだろうと思います。照ノ富士は序盤よりも膝が悪化してるのでは無いかと言うくらいの負けっぷりが続いてしまっています。残り5日で3勝は難しいかも知れません。

大相撲名古屋場所九日目

 大相撲名古屋場所の九日目。高安と稀勢の里は1敗を守ったのですが、白鵬と日馬富士の両横綱がまさかの2敗目を喫してしまいました。白鵬は右足のつま先が引っかかったような感じでこけてしまうし、日馬富士は無駄にカチ上げを連発し、そこから引いてしまって自滅した感じです。この雰囲気は琴奨菊が優勝した時に似た感じのような気がして、稀勢の里にとってはとても良い流れになってきました。これで最後まで行ければ横綱の資格ありですし、ここから崩れてしまうのならばその資格は無いと言うことになるのでしょう。