晩御飯は片町にある「ポトフぅ」でフレンチディナー。ホテルからタクシーに乗って片町まで向かいましたが、運転手がいろいろと観光案内をしてくれたりしますが、夜にしか営業していない有名なラーメン屋の名前を間違えていたり、随分と乱暴な運転をしていたり、片町1丁目の交差点の真ん中で車を止めたりで、金沢タクシー恐るべしでした。予約していた時間に少し余裕があったので、片町商店街の奥の方へと向かい「オヨヨ書林」を目指しました。移転していたらしく、前に来た時に店のあったところは空っぽで、ネットで検索してみるとさらに奥の方にあるらしいので、新堅町商店街の方へ向かいました。今までここまで足を伸ばした事は無かったのですが、味のある店・医院があったりで今度金沢に来た時にはゆっくり見ても良さそうなところでした。「オヨヨ書林」で少しだけ時間を潰し、来た道を戻り「ポトフぅ」に向かい、店は片町の通りから横道に入ったところにありました。
　かみさんが金沢のガイド本で見つけて電話で予約していた店でしたが、こじんまりした雰囲気で自分たちの他には他のお客さんはいませんでした。コース料理を予約していてメイン料理を魚か肉かと言う事でしたが、四人とも肉と即答しました。料理が出てくるのが遅いという事もなく、一皿食べ終わって皿を下げたらそれほど待たずに次の皿が出てくると言う、フレンチにありがちな間延び感も無く、どれもこれも美味しく頂けました。これで3800円だと言うのでとても良心的な店のようです。

　スターウォーズの興奮冷めやらないまま、今晩の宿であるアパホテル金沢駅前に向かいました。ホテルの駐車場に入ると地下1階に案内されましたが、エレベーターに乗る時には地下2階に停めた他の宿泊客が数組いました。エレベーターを降りて直ぐにフロントに向かいましたが、後ろを振り返るとチェックイン待ちの行列が出来ていました。宿泊者の名前と住所を書くと自動的にアパホテルのメンバーに登録されるらしく、カードを渡されて次回からはフロントでカードを出せば名前や住所を書く必要が無いと言われました。後からわかったのですが、メンバーカードを持っていない客はフロントに行く前に氏名・住所等を書いてからフロントに行かないといけなかったようで、知らぬが仏ばかりにエレベーターを降りて直ぐにフロントに直行したのはルール違反だったようです。ルームキーもカードキーを人数分渡されましたが、これはエレベーターに乗った時に宿泊客以外が客室フロアに行けないような仕組みになっているために人数分必要だったようです。部屋はツイン2部屋だったわけですが、ちょっと狭すぎる感じで、風呂のカランが完全に締まらないらしくポタポタと水滴が落ちていました。大浴場もあって外から見た感じも立派なホテルなのですが、そこあたりがちょっと残念です。

　お昼を食べたあと駐車場に向かう途中、コーヒーが飲みたいのでせせらぎ通りへ行く途中で見つけていた駐車場近くにあった「エスコーラ珈琲店」に入ってみました。店内にテーブル1個と椅子4個あるだけの珈琲豆の専売店みたいなところでしたが、流石に美味しい珈琲だったような気がします。

　1日遅れではありますが、かみさんの誕生日という事もあり、娘たちと四人で金沢に1泊しました。いつもの大和地下の香林坊駐車場だと割高感があるので、今回は「近江町パーキングビル」に車を駐める事にしてみました。随分と由緒のある立体駐車場のようで、上の階への通路はどうみてもすれ違う事が出来ない狭さでした。お昼はかみさんたちがお気に入りのせせらぎ通り沿いにあって、この間BSでやっていた「魚半」に入ってみました。11時20分頃に店内に入ってみると、ご飯が用意できるのにあと10分くらいかかると言われましたが、時間に余裕があるのでそのまま席に着いて待つ事にしました。自分と娘1号は天ぷら重を、かみさんと娘2号はかもじぶうどんを注文。ご飯は用意出来ていたのでしょうが、天ぷらを揚げたりいろいろと時間がかかるようで、20分くらい待って料理が出てきました。天ぷらは海老(甘エビ?)が4本にいろいろな野菜の天ぷらが入っていて十分に満足できる内容でした。これまで金沢のお昼はすぐ隣の「むら井」で2度ほど食べましたが、甲乙つけがたいものの「むら井」の方が良いように思えました。