大相撲九月場所の千秋楽。十四日目を終わって、まさかの平幕熱海富士が11勝3敗で単独トップとなっていました。4敗は貴景勝・大栄翔・高安・北青鵬で、熱海富士が勝てば優勝という千秋楽に朝乃山をぶつけてきました。4敗4人のうち貴景勝と大栄翔が直接対決で熱海富士が負けると最大4人での優勝決定戦となるわけで、開幕当初の3大関総崩れ状態から最終盤で盛り上がっていました。まずは元大関の朝乃山が貫禄の勝利で優勝決定戦が確実となり、貴景勝だけが勝ち残って貴景勝と熱海富士の優勝決定戦が決まりました。ここまで盛り上がった挙句大関貴景勝が平幕熱海富士に対して変化しての勝利ということで最後の最後で盛り下がってしまいました。どうせなら熱海富士が優勝して超盛り上がった方が良かったのではと思わせる千秋楽でした。