道路拡張など、やむにやまれぬ事情で建物の場所を移さなければならないとき、用いられる土木工法「曳家」。古来から受け継がれる技術で、550年ほど前の書物には、すでに建物を曳家したという記述が登場する。高齢化で職人が減りつつある業界で、40歳にして国の重要文化財を任される期待の新星が、石川憲太郎だ。
情報源: 石川憲太郎(2015年11月16日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
普段はあまり見ることの無いNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」ですが、今回は弘前城の曳家の話らしいので見てみました。ニュースで聞いていたのですが、実際に弘前城の天守を移動させる作業がどんな風に行われていたのは知りませんでした。単純に持ち上げて移動でも大変そうなのに、年月が経過して傾き・歪み・老朽化とかしている建物を壊すこと無く歪みを直してから持ち上げて移動させている事を知り、100年前にも同じ事を成し遂げていた人たちの存在もわかり、なかなか興味深い内容でした。