「糖尿病を手術で治す」 – NHK クローズアップ現代

予備群を含めて患者数が2200万人にのぼる糖尿病。進行すれば失明、足の壊疽(えそ)、腎不全など深刻な合併症を伴い、死に至ることもある。これまで治療は、薬物療法、食事療法、運動療法が中心だったが、血糖値のコントロール自体が難しく、次第に悪化していく患者も少なくない。特に、高度肥満を伴う患者には、薬が効きにくい。その糖尿病治療に、今、一筋の光が見えてきた。重い糖尿病の患者を手術で治す方法が、世界的に注目を集めている。胃を切って小さくし、小腸をつなぎ替える「バイパス手術」で、8割の患者の血糖値が正常に戻り、薬を使う必要がなくなったという報告が、ことし3月、アメリカの医学雑誌に載った。アメリカ糖尿病学会は、いち早くガイドラインを改訂し、糖尿病患者の治療の選択肢の一つとして認めている。番組では、国内でも始まった糖尿病外科治療に密着し、手術の効果を検証するとともに、この医療の抱える課題を考える。

引用元: 糖尿病を手術で治す – NHK クローズアップ現代.

 面白そうなのでクローズアップ現代の「糖尿病を手術で治す」を見てみました。出てきた手術は以前肥満の患者に対して行っていた胃を小さくする+小腸を短くする手術でした。肥満は解消され、血糖値も下がるのかも知れないが、QOLとか生存期間の延長とかについてはどんなものなんだろうか。テレビでやるといきなりそれに飛びついてしまう人が多いのでどうにも危険な気がする。