帰路

 13時頃には鶴岡を出発するつもりでいたものの、昼食で思ったよりも時間がかかり14時過ぎになってから帰路につきました。今晩新潟市内に宿泊するという姉夫婦の車とつるんで走り、いつもなら休憩しに入る道の駅しゃりんを通り過ぎ、朝日まほろばICのすぐ手前にある道の駅朝日まで進みました。ソフトクリームが人気で何人も並んでいるのを横目で見ながら自販機で飲み物を買い、ここで姉夫婦と別れることになりました。
 高速道路は流石にお盆前の日曜日の午後といった感じでいつもよりも車が多く、朝日まほろばICから休憩無しで名立谷浜SAまで一気に走り抜けることになりました。名立谷浜SAに着いた時点で17:50くらいになっていたため、予定よりも遅れることをレンタカーの店に連絡しようとしたところ、WILLCOMではアンテナはかろうじて1本立っていても通話は出来ない状態になっていました。しかたが無いのでかみさんが持たされている職場の緊急連絡用のDOCOMOの携帯で電話し、2時間遅れの20時半頃になりそうだと連絡しました。
 その後、普段よりも車が多めの北陸道を少しスピードを上げて進み、家に到着したのは19時15分頃。いろいろ荷物を運び出しガソリンスタンドに入ったのが19時30分頃。満タン給油してすぐ近くのレンタカーの店に着いたのが19時40分頃というわけで、1時間分の超過料金の支払いだけで済みました。丸4日間で総走行距離は1353.4kmでした。

総走行距離1353.4km
総走行距離1353.4km

パリサンク

 12時予約のところ10分遅れくらいにレストラン「パリサンク」に到着しました。昔ながらの洋食レストランといった感じで、個室を用意してくれていました。あらかじめホームページをチェックしていてコースランチのメインは「仔牛のソテー 粒マスタードソース」にしようと決めていたのですが、前日からお盆期間のため別のメニューになっていてみんなガッカリしていました。ハンバーグステーキor豚ヒレのソテーorヒラメのムニエル(だったような…)の中から選ぶと言う事で、迷わず豚ヒレのソテーを選びました。
 料理は美味しかったのですが、11人で押しかけたためかなかなか時間がかかり、全て食べ終わったのは14時頃になっていました。

前菜
前菜

カボチャのスープ
カボチャのスープ
豚ヒレのソテー
豚ヒレのソテー
デザート
デザート

帰省2013夏・4日目

 6時前くらいに目を覚まして大浴場へ。結構熱めの温泉でした。朝食は遅めの8時からでしたが、新潟市内から参加の甥っ子1号は7時のJRで戻ってしまいました。フロントで一人分の朝食は会計的に減らして貰ったらしいのですが、仲居さんが言うには料金的に変わらないとかで料理としてはそのまま減らさずにありました。

朝食
朝食

 少し余裕を持って9時半頃に旅館を出発、お昼を鶴岡市内のレストランに予約してあるので、鶴岡市内をそれまで観光することになっています。あつみ温泉ICまで逆方向に走ってから高速道路に乗り、鶴岡西ICから7号線に下りて土日は駐車場を開放しているという鶴岡市役所に向かいました。10時ちょっと過ぎくらいに市役所に到着し、車を置いて鶴岡公園に歩いて行くと洋風建築の大宝館があったので、入場無料と言う事もあり入ってみました。中には鶴岡の偉人に関しての展示ばかりでしたが、なんとなく札幌の時計台に似たような雰囲気を感じてしまいました。
大宝館
大宝館

 大宝館を出た後は、たちばなやの仲居さんが紹介してくれた致道博物館へと向かいました。せいぜい350M程度の距離でしたが、炎天下で舗装されている道を歩くのは結構こたえました。致道博物館の入り口の前にソフトクリームを食べられるカフェがあったので、博物館に入る前にそこに入ってソフトクリームを食べることになりました。全部で11人入ると残りは1テーブル4人しか残らない面倒くさい団体客になってしまいましたが、そこはあまり気にせず二人がバニラソフトクリームを残り9人で白桃ソフトクリームを八つ頼みました。白桃ソフトは美味しかったのですが、一つ食べきるには途中で飽きてしまう感じでした。
白桃ソフトクリーム
白桃ソフトクリーム

 涼しいカフェから勇気を奮って外に出て致道博物館に入りましたが、カフェで涼んでいた時間のロスのためお昼のレストランの予約時間が近づき、全部で6つか7つある建物のうち2つしか見ないで博物館を出ることになりました。
旧西田川郡役所
旧西田川郡役所

旧渋谷家住宅
旧渋谷家住宅

あつみ温泉たちばなや

 加茂水族館を出発し、「あつみ温泉たちばなや」へと向かいました。フェリーを使うようになる前は、毎年あつみ温泉の入り口の前を通過していただけでした。今回は、両親の結婚60周年と言うことで、秋田と富山のどちらからも少し遠いけど車で行ける距離にあるあつみ温泉でみんな揃ってお祝いしようと言う事になった次第です。
 17時半頃に旅館に到着し部屋に案内されましたが、由緒ある温泉旅館と言った趣のあるところでした。客室係の仲居さん(去年還暦だったそうな…)が最初に説明してくれたりしたのですが、こういった高級温泉旅館に泊まったことはほとんど無いので、心付けを渡すべきなのかどうかがわからず、とりあえず何も渡しませんでした。
 18時半から夕食となり、まずは全員並んで記念写真を撮影。60周年の記念品として自分がネットで手配した若狭塗夫婦箸(名入り・桐箱入り)を両親に渡し、続いて旅館に用意して置いて貰ったケーキにロウソク6本火を点しました。その他にこちらからは頼んでいなかったのですが、女将からお祝いの品として一輪挿しがプレゼントされました。父親の挨拶の言葉に続き、乾杯をしてからケーキのロウソクの火を二人で消す60年目の夫婦共同作業を行い、食事前のイベントを終えました。
 お食事は流石に高級温泉旅館という訳で、どれも美味しく頂けました。陶板焼きの牛肉が美味しかったのですが、それでも山形牛だったと言うことで、これが米沢牛だったらもっと美味しかったことでしょう。飲み物で生ビールを何杯か頼んだのですが、仲居さんにとっては生ビールでは無く瓶ビールの方が色々な意味で良かった様で、後で瓶ビールを何本か頼んだ時には笑顔で対応してくれました。

加茂水族館

 TURMを出た後は、あつみ温泉に直接行くには少し時間があるので、クラゲで有名になった「加茂水族館」に向かいました。途中、道の駅きさかたでトイレ休憩しましたが、夕食のことを考えなければここで岩ガキを食べたかったところです。酒田空港ICで高速をおり、カーナビの誘導通りに道を進み海岸近くの道を通るとたくさんの海水浴客の姿が見受けられました。どうも「湯野浜海水浴場」という山形県内最大級の海水浴場らしく、「湯野浜温泉」もあって賑わっているところだったようです。温泉街を抜けてしばらく走るとやっと加茂水族館に到着です。あらかじめ調べてあった通りに駐車場が狭くなっていて、臨時駐車場とかに駐める選択肢もありましたが、誘導員の人もそれ程待たずにすむような事を言っていたので、しばらく駐車場が空くのを待ちました。夕方近くなっていたのでまとまって出てくる人たちも多く、それ程待たずに車を駐める事が出来ました。
 昔ながらのこじんまりした水族館の風情があり、普通はひっついているところしか見られないタコ(真だこ?)が泳いでいるのが見られたり、評判のクラゲコーナー(クラネタリウム)ではクラゲの餌やりを見られたり、良い感じの水族館でした。来年6月に新しくなるということで、変な感じで新しくならなければ良いのにと思ったりしました。お盆直前の土曜日だったこともあり、人気のクラゲコーナーはなかなかじっくると見られなかったりして、元気なお子様たちとかあまりいない時期に来て、じっくりと見たい気がしますが、なかなかここまでは簡単に来られそうにありません。

TURM

 お昼ご飯は家族みんな(11人)で姉夫婦御用達のレストラン(カフェ?)TURMに集合し、貸切にして貰って美味しく頂きました。オードブルにコーンポタージュ・レバーペースト・エビと野菜のジュレ(?)、野菜サラダ、ズッキーニとか夏野菜のパスタ(多分そんな感じ)、デザートにブリュレ(だったと思う)で、貸切にしてまで出して頂いた料理は流石に美味しいものでした。

オードブル
オードブル

野菜サラダ
野菜サラダ
パスタ
パスタ
ブリュレ(?)とアイスコーヒー
ブリュレ(?)とアイスコーヒー

帰省2013夏・3日目

 実家に1泊、窓を開けておくとやはり涼しい夜でした。子供たちが小さい時には1週間近い休みをとって、実家に泊まりながらいろいろ出かけてくると言うパターンでしたが、最近ではフェリー泊を含めてせいぜい4泊で、そのうち2泊は両親も連れてどこかのホテルに泊まり、実家では1泊しか過ごさないことがほとんどとなってしまいました。
 本日は、秋田市内で家族全員のランチを頂き、その足であつみ温泉に向かうことになっています。7時には朝ご飯を食べ、あまりゆっくりできないまま車に荷物を積み込み、9時過ぎには両親も一緒に実家を出発しました。マックスバリュー横のイオンのガソリンスタンド「ペトラス」がセルフ給油で安いだろうと給油しようとしたところ、支払い方法が現金・イオンカード・クーポン券しか選べません。さすがイオン系列だけあって、クレジットカードはイオン系のカードしか使えないようになっていました。そこで給油せずに別のガソリンスタンドに入る選択肢もありましたが、面倒なので現金払いで給油することにしました。ペトラスを出てしばらく行くと普通のセルフ給油のガソリンスタンドで同じガソリン価格の店を発見。またしても選択肢を間違えてしまったようでした。
 最近は定番となっている道の駅おおがたに寄ってお土産物を買い込みましたが、一昨日十和田湖に向かった時よりもお土産物も増えたしお米30kgも積み込んだため、7人乗りのウィッシュに6人乗るのは結構厳しかったりします。次も4人で来られるのであれば8人乗りタイプのレンタカーを借りないといけなさそうです。

白神森海

 実家で一休みしたあと、晩ご飯を「101号線ドライブイン」で晩ご飯を食べようと18時20分頃に家を出ました。店に近づいてみると真っ暗で営業していませんでした。あとで調べてみるとお昼しか営業していないようです。仕方が無いので、はたはた館のレストランにでも入ろうかと先に進みましたが、父親が「あそこは美味しくないし、近くに連れて行ってもらった店がある」と道を曲がりました。海沿いの見晴らしの良い場所にその店「白神森海」がありましたが、幹線道路沿いには無いので地元の人以外にはなかなかわかりづらい店のようでした。看板に営業時間が19時までとあり、18時30分をちょっと過ぎた時間なのであわててかみさんが店の中に入って聞いてみると「ラストオーダーは18時30分なのだけども、大丈夫です。」と言う返事だったのでお言葉に甘えてお店に入ることにしました。注文は食券を買うパターンなのでちょっともたもたしてしまいましたが、6人のうち二人だけ同じメニューであとの4人はバラバラという、ラストオーダー過ぎてからの客なのに全く何の遠慮も無いオーダーでした。19時過ぎに最初の料理が出てきて、最後の料理が出てきたのは19時20分過ぎでしたが、文句が言える訳はありません。ちなみに自分はあわびご飯、かみさんが魚定食、娘1号がもずく丼、娘2号が比内地鶏親子丼、両親がフカヒレアワビ丼でした。魚定食はこれでもかと言うほどの魚だらけだし、あわびご飯は最後だからと炊き込みご飯が多めによそってくれていたりと、なかなかのお店でした。

魚定食
魚定食

あわびご飯
あわびご飯

経験したことのないような大雨

 気象庁から「経験したことのないような大雨」という予報(警報?)が秋田県地方に出されていました。十和田湖にいる間は夜中に土砂降りの雨の音がしていたり、起きてから9時過ぎにホテルを出るまでは強い雨が降っていたものの、ホテルを出てからは強い雨が降ったり止んだりの状況でした。発荷峠を越えて昨日来た道とは違う樹海ラインを走っている間も、霧で見通しが悪かったりする他は強い雨は降っていませんでした。一時間くらい走り、道の駅「こさか七滝」で一休みした時には七滝は多分いつもの倍以上の水量になっていたものと思われました。

七滝
七滝

 こさか七滝を出発して小坂の町に近づいて来ると、途中で通行止めがありました。迂回路を通って元の道に戻ってみると、すぐそこで土砂崩れがありました。余裕のある時は康楽館や小坂鉱山事務所を見たりするのですが、母親の足の状況や天候を考慮し今回は見送ることにしました。大館に向かう道を進むと何やら道が詰まっていて警察官が合羽を着て道ばたに立っていました。大館方面に向かう事を伝えると、「どこも通行止めで通れないので一旦高速道路にのって1区間北上して碇ヶ関でおりて7号線で大館に向かうしか無い」とのこと。指示通りに小坂ICで高速に乗り、碇ヶ関ICまで走ったのですが、この時にどうせならばこのまま北上して弘前経由で帰ると言う手もあると思ったものの、距離も遠くなるし、そちらも大雨だったら海岸線沿いを走るのも危険な気がしたので最初の予定通りに大館方面に向かう事にしました。この時弘前方面に向かう事にしていたら、このあと大変な目に遭わずに済んでいたのかもしれません。
 道の駅「やたて峠」に入り、レストランで昼食をとることにしました。なにやら馬肉の煮込みが看板メニューのようで馬肉煮込み重を頼みましたが、馬肉は美味しかったもののご飯の量が結構多く、母親が食べきれなくなったのを食べようとしてもお腹いっぱいで具だけを食べてご飯は残してしまいました。それでも食後にソフトクリームは食べられるのは別腹と言うことで…。食べ終わって出る時に道の駅の道路情報を確かめようと思っていたのですが、雨が降ってきていたので道路情報を確認せずに先に進むことになったのも運命の分かれ目でした。
馬肉煮込み重
馬肉煮込み重

ソフトクリーム
ソフトクリーム

 7号線を大館方面に進んでいると途中で何カ所か道に水があふれているところがありました。カーナビが進行方向で通行止めがあるということを伝えてくれましたが、トラックの後ろを走っていたと言う事もあり、つい魔が差してしまいカーナビの指示通りの右折するところを、トラックのあとを着いていかずに直進したところ、すぐ先で通行止めになっていました。そこを右の道に曲がればカーナビの指示通りの道に戻れそうなものを左の道を選んでしまったためにどんどんドツボにはまっていくことになってしまいました。
 住宅街の多少わかりにくい道だったとしてもカーナビの指示通りに進めばなんとかなるはずでした。住宅街を指示通りに進んでいくとそのうちに樹海ドームの前を通り、ある程度大きな道に出たので安心して先に進んだのですが、意表を突いたところでパトカーがいて通行止めになっていました。ここの通行止め情報はカーナビ(VICS)にまだ反映されていませんでした。反映されていないものだからカーナビは元の道に戻そうとするし、それだと通行止めで先に進めないしでと言うことで仕方がないのでしばらくは同じように迂回させられた車に着いていくことにしました。住宅街の狭い道を迂回させられた車たちがのろのろと進んで行き、なんとか市役所の近くまで辿り着きそのまま7号線(旧7号線?)に出て能代方面に進むことが出来たのは良いものの、カーナビは何故かその道を直進させずに別の道を通らそうとしていました。素直にカーナビを信じれば良かったものの、一度VICSに反映されていない通行止めがあったりしたのでカーナビを信じ切れず、普通だったらそのまま進めば良いはずの7号線をずっと先に進むことにしました。
 そのご何となく順調に進んだはいいのですが、途中で「秋田方面 早口大橋通行止め迂回路」の看板が信号のところにありました。まっすぐ行っても秋田に行けるし、この先左折して秋田方面に向かう道もあるはずだし、早口大橋がどこあたりなのかがわかっていなかったので他の車も直進していくし、そのまま直進することにしました。そこから7kmほど進んだ先が早口でした。Uターンし途中で右折してみたものの、対向車がこの先も進めないという合図をしてくれたので再びUターン。結局さっきの迂回路の看板のところまで戻ることになりました。この道は昨日十和田湖に行く時に通った道ですが、秋田方面に向かう車が全てこの道を迂回した形になったためしばらく渋滞していました。渋滞していない右車線を走り、2車線が1車線になる直前まで進んで割り込ませて貰ったのでだいぶ時間的には助かりましたが、途中で右折して比内町を経由して秋田北空港の前を通ってなんとか7号線に戻ることが出来ました。
 何もなかったら奥入瀬から休憩無しで3時間ちょっとくらいのところを5時間くらい(休憩食事時間抜き)かかって実家に到着したわけで、すくなくとも5回は正しい選択をすればもっと楽に走ることができたポイントがあったのが後悔先に立たず状態でした。

帰省2013夏・2日目

 朝目覚めてみたら土砂降りの雨。昨日の夕方に考えていた、朝方のレンタサイクルでの散策や、遊覧船で一回りして来るというイベントが全て流れ去ってしまいました。朝食は昨日の夕食の部屋とは違って大部屋でしたが、青森県の形をした陶板焼きに盛り付けてあり十和田湖のところに海苔用の醤油を入れるようになっていたり、箸袋にもおかみさんが折ったという人形がくっついていました。

青森県の形のお皿
青森県の形のお皿

 秋田県北部に大雨洪水警報が出ていたりしたのでどこにも寄ること無く実家に戻ることにして、土産物を買うために奥入瀬渓流を下って行きました。途中、道の反対側の木に正面衝突をしたワゴン車があったり、一部道が冠水していたりで奥入瀬渓流もところどころ奥入瀬濁流になっていたりしていました。ホテルを出てから30分くらいかかり渓流の駅おいらせに到着しました。ここは以前来た時には奥入瀬渓流観光センターというような名前で、何度かここで溶岩焼ステーキとかを食べたところだったのですが、いつのまにか「渓流の駅おいらせ」を名乗るようになったようです。20分ほど土産物を買ったりビニール傘をかったりしてから、来た道を戻り実家へと向かいました。

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