「ジガルタンダ・ダブルX」


クリント・イーストウッドとサタジット・レイが出会う南インドで、森と巨象のウエスタンの幕が上がる―
1970 年代前半のマドラス(現在のチェンナイ)。警察官採用試験に受かったキルバイは、血を見ると気を失うこともある小心者。着任を間近に控えたある日、不可解な殺人事件に巻き込まれ、自身が牢に繋がれることになる。彼は、政界に強いコネクションを持つ悪徳警視ラトナに脅されて、無罪放免・復職と引き換えにマドゥライ地方のギャングの親分シーザーを暗殺することを命じられる。ラトナは、西ガーツ山脈のコンバイの森に派遣された特別警察の指揮官で、冷酷非道な男。その兄のジェヤコディは、タミル語映画界のトップスターにして、次期州首相の候補と噂されている。一方シーザーは、「ジガルタンダ極悪連合」という組織のトップで、地元出身の野心的な有力政治家カールメーガムの手足となって象牙の違法取引から殺人まで、あらゆる非合法活動を行っている。
シーザーに近づくために、キルバイはサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、シーザーを主演にした映画の監督の公募に名乗りを上げる。クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーは、キルバイを抜擢しレイ先生と呼ぶようになる。そこから2人の運命は思いもよらない方向に転がり始め、西ガーツ山脈を舞台にした森と巨象のウエスタンの幕が上がる。

情報源: ジガルタンダ・ダブルX | ほとり座|CINEMA & LIVE

 昨日に引き続きほとり座の「年末マサラ上映 ~2024~」2日目は「ジガルタンダ・ダブルX」。昨日は予約が50人ほどだったようですが、今日は60人くらいと言うことでした。昨日よりも席が埋まっている中、富山インド映画クラブの前説があり、ほとり座の人から指輪の落とし物とか直前の上映で携帯電話の落とし物があったので椅子の周りを見て欲しいとかのアナウンスがあり、少し時間が空いてから上映が始まりました。今回も初見なので相変わらず登場人物とその人間関係の把握に戸惑いながら見ていました。途中から悪が善になり善が悪になるというパターンでそこから思っていたのとは違う展開になっていきました。昨日の見終わって爽快感のあった「マーク・アントニー」とは違い、どんよりした気持ちになりながらのエンディングになってしまいました。ほとり座年内最後の上映だと言うことで、昨日と今日の上映が入れ替わっていた方が良かったのではという気もちになりました。

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