横浜1泊旅行2日目

 ホテルルートイン横浜馬車道は以前心霊体験っぽい事があって今回も多少期待していましたが、特に何もなかったようです。もしかしたら窓が内側に面していたためで、表に面していたらまた違っていたかも知れません。横浜中華街で朝食となったわけで、かみさんが地下鉄で行こうとか言い出しましたが、地下鉄に乗るのは半分くらいの距離しかないようなのであきらめてもらいました。石川町駅から鎌倉駅までは大船で乗り換えるつもりだったのですが、石川町駅で乗った電車は磯子行きだったために磯子で無駄な乗り継ぎをしないといけなくなりました。鎌倉駅で娘達と9時半に待ち合わせをしていたのですが、9時ちょっと過ぎに着いたのでまずは改札内のコインロッカーに荷物を預けることにしました。日曜日なのですがまだ早い時間だったせいかコインロッカーは余裕でした。娘達から乗った電車が遅延しているとの連絡があったので改札を出て2階のカフェレクセルでコーヒーを飲んで少し待ちました。娘達も無事到着し、鶴岡八幡宮・鎌倉殿の13人大河ドラマ館を回りお昼を食べてから江ノ電で鎌倉大仏・長谷寺にお詣りしました。江ノ電で鎌倉駅に戻ってきてJRに乗り換えることになるのですが、JRはフリー切符なので乗り換え改札をどう通過すれば良いのか迷ったのですが、ちゃんと大きくやり方が掲示されていて最初にJRの切符を入れてからSuicaでタッチすれば良かったようです。乗り換えの前に売店でお土産(鳩サブレ)を購入し、昨日翡翠楼で使ったregionPAYの残金を使い切りました。鎌倉駅から東京駅へは横須賀線1本だったので安心して乗る事が出来ました。東京駅に着いたのは15時20分頃で帰りの新幹線までの間買い物をしたり駅弁を買ったりして過ごしましたが、今回も舟和の芋ようかんの売り場を見つけることは出来ずじまいでした。駅弁は地下1階にあった店で塚田農場の宮崎名物弁当と言うのを買ったわけですが、塚田農場と言えば生つくねで悪名を馳せたお店でした。新幹線の中で駅弁を食べることはせずに家に帰ってからの駅弁になりましたが、悪名を馳せたとは言えこの弁当は普通に美味しい弁当でした。

江ノ電

宮崎名物弁当
宮崎名物弁当

「鎌倉大仏」&「長谷寺」

 鎌倉駅から江ノ電に乗り長谷寺に向かいました。まずは「鎌倉大仏」です。奈良の大仏様は何度かお詣りしましたが、鎌倉の大仏様は初めてです。手水舎を過ぎて曲がるといきなり大仏様の姿が目に入りました。確かに立派な大仏様で、高岡の大仏様とはまた違った趣があります。大仏様の中はコロナのせいで入れなくなっているようです。横から見ると少しうつむき加減なのがわかりますが、よく大津波の時に壊れなかったものです。

正面

背面
側面

 長谷駅に戻る途中に「長谷寺」にも寄りました。あじさいや紅葉の時期にはだいぶ綺麗な景色だろうと思いますが、今の時期はちょっとそこまではいかないようです。観音様を拝み、展望散策路を回ってから食事処でひと休みして自分はアイスコーヒーにお団子をかみさんと娘達はジンジャーエールに葛切りいただき、その後弁天窟を巡りました。弁天窟を入った後で以前テレビでやっていたのを思い出しましたが、途中で頭をぶつけてしまいました。

山門

観音堂
展望台からの眺め
お団子&アイスコーヒー
弁天窟

「魚かま」

 お昼はやっぱり生しらすだろうと言うことらしく、娘2号があらかじめ調べていた「秋本」と言う店に向かいました。階段を上ってみると既に順番待ちが10人くらいいて、「不漁のため生しらす入荷なし」とあったので直ぐに諦めました。小町通りを戻ってくる途中で何件か「生しらす入りました」と客寄せをしていた店があったのでそちらに戻って見て「魚かま」という店が空いていたようなのでそこに入りました。旅行気分のせいなのもあってか普段ならば選ぶことの無さそうな海の宝石丼を4人とも注文し、鎌倉ビールも2種類頼みました。海の宝石丼はその名に恥じないように金箔もトッピングされました。もしかしたら地元の人はこんなのを食べないとか言われるかも知れませんが、充分に満足しながら頂きました。

地ビールメニュー

おすすめ海鮮丼定食メニュー
地ビール2種
海の宝石丼

「鶴岡八幡宮」&「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」

 鎌倉駅で娘達と合流し、鶴岡八幡宮に向かいました。メインの参道ではなく小町通りを歩いたのですが、9時半過ぎの時点で結構な数の人の流れになっていました。境内に近くなった時点で気がつきましたが、今の時期七五三だということで七五三で詣でる家族が沢山いました。鳥居を入ってすぐの橋のところや舞殿のところでは結婚式直後のような人たちも見かけました。本宮に上がる石段の左手前に茅の輪くぐりがあったのでくぐって見ました。これまで何回か茅の輪をくぐった事はありましたが、左回り・右回り・左回りと回った後で人形でお祓いするのは初めてです。本宮に向かって左に根元から2〜3メートルあたりで切られている大きな木があり、その右には結界が張られている小さな木がありました。これが親銀杏と子銀杏と言うらしいです。大きな本宮にお詣りして、横の宝物殿も見学してから「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」に向かいました。

茅の輪くぐり

本宮
親銀杏

 「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」は娘1号が予約してくれていたのですんなりと入館できましたが、パンフレットを貰うタイミングである程度客が溜まったのを待って説明がありました。流石に放映中の大河ドラマで、そんなに広く無い館内はお客さんが沢山いました。本気で楽しもうと思うとストレスがかかりそうでしたが、途中脱落していた自分にとってはサクサクと先に進めました。体感展示や4Kシアターもありましたが、人が沢山いてとてもじっくり楽しめる様子ではありませんでした。

鎌倉殿の13人

鎌倉殿三代

「馬さんの店 龍仙」

 通常ホテルルートインは無料の朝食バイキングがつくのですが、今回は何故かシンプルステイ素泊まりプランと言うことで朝食なしです。と言うわけで、ホテルを7時過ぎにチェックアウトして中華街の「馬さんの店 龍仙」で朝ごはんを食べることになりました。7時から開店ということなのですが、7時20分頃に店の前に来たところ既に10人以上の行列が出来ていました。9時半までに鎌倉駅に行くには8時半にはこの店を出ないといけなさそうなので、8時になっても順番が回ってこなければ諦めるしか無いと思いながら待つことにしました。前には5〜6組ほどでオープン直後に入った1巡目らしき客がちょこちょこと出て行って次は自分たちの番となりましたが、そこが2巡目の最後っぽい感じでした。その前にテイクアウトで粥を買って行く客も1組いてじりじりしましたが、結局30分ほど待った頃にやっと順番が回ってきました。順番待ちしている間に店の前の看板を見ていて、粥セットがお粥にザーサイ・春巻き・ミニサラダ・杏仁豆腐となっていたので朝食にはちょっと多いなと思いながら待っていましたが、入り口のところにお粥単品の看板があったためほっとしました。自分は野菜粥を、かみさんは牛モツ粥を注文。5分もするかどうかと言うタイミングでお粥が運ばれてきました。お粥単品ならすぐに用意できて、セットになると時間がかかっているようです。真ん中の大きいテーブルには2人の子連れファミリーがお粥セットを食べていて、この人たちがいたおかげで回転が悪かったようです。8時10分には無事食べ終わり足早に石川町駅まで向かいました。

馬さんの店

入り口
野菜粥
牛モツ粥