東京国立博物館の特別展「空也上人と六波羅蜜寺」。9時30分からの予約をしていて門のところはすんなり通過したのですが、本館の入り口で行列ができていて入場する人数をカウントしながら中に案内されました。当然のことながら特別展の会場の中は人がたくさんで、普段美術館などでゆったり鑑賞するのに慣れている田舎者にはストレスフルです。それでもなんとか進んでいき、最後のメインイベントである空也上人像に辿り着きました。ぶらぶら美術館で予習してあった事もあり後ろ姿の座り皺とかもチェックできました。
特別展を出てから常設展の方をまわり平成館に入って考古展示室に入りました。入ってすぐのあたりに縄文土器・土偶が並んでいたのですが、亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶が他の土偶たちと一緒に並んで展示されていて、宮城県で出土した遮光器土偶がピンで展示されていました。確かにこちらの方が破損もない状態なので見栄えも良いかも知れないのですがだいぶ複雑な気持ちになりました。