読売旅行のチラシで見つけた諏訪大社御柱祭の宿泊プランに行ってきました。7年に一度と言うことですが、数え7年なので実質6年に一度で、善光寺の御開帳の翌年に行われているらしいです。長野までは北陸新幹線の各駅停車はくたかでも1時間ちょっとで、富山駅の出発時間は9時45分と結構余裕の時間で、娘2号の車で松川べり付近まで送ってもらいました。松川べりの桜はつい何日か前に咲いたばかりだと思っていたのですが、あっという間に満開に近い状況になっていました。
新幹線の改札は読売旅行から送られてきた旅程表を見せて通過する形で、座席は前の日のうちに添乗員から電話で教えられていました。新幹線の乗り込んで見ると、指定された座席の足元に読売旅行のワッペンがつけられた荷物が置いてありました。添乗員に伝えて誰の荷物か確認してもらうと、通路をはさんだ座席に座っていた高齢女性のものでした。「いつのまに?」とか言っていましたが、本当に気がついていなかったのか、それともとぼけていたのか定かではありません。1時間ちょっとで長野駅に到着。後続のかがやきをやりすごすために15分くらい停車すると言うことなので、慌てることなく落ち着いて降りることが出来ました。添乗員に先導されて改札を抜けてバスに乗り込みましたが、参加人数が21名と言うこともあったのか、9メートルサイズの中型バスでした。
旅程表では善光寺に行く前にお昼を食べることになっていて、善光寺まではそれ程距離は無いのにどうするのかと思っていたところ、バスで一旦インターチェンジの近くにある「信州そば蔵ドライブイン」に入り、それからまた市街地に戻るという無駄な行程となっていました。和食御膳と旅程表にありましたが、実際には信州そばと栗おこわご飯のシンプルな御膳で、比較的高齢者が多い客層でしたが、何人もそばの追加を頼んでいました。なぜかかみさんは瓶ビール1本を別途注文していましたが、瓶ビールのラベルは真田バージョンになっていました。
食事が終わり出発まで30分くらい時間がとってあり、あらかじめバスの中で配られていた1000円分のここだけしか使えないクーポン券でこのドライブインにお金を落とす仕組みが作られていました。クーポン券と言ってもその金額は旅行代金に含まれているので使わないと損だとかみさんが言うわけで、この先荷物になるのを覚悟して2000円プラスの土産を買うことになりました。
この後、善光寺・あんずの里を回り宿泊地の「蓼科パークホテル」までは1時間半くらいのバス移動。蓼科といえば高級リゾート地のイメージがありますが、今の時期だからなのか、それともバブル期以降はずっとこうなのか、少なくともこのホテルの佇まいに関してはなかなかの味があります。今晩は自分たち以外にもバス3台の団体が宿泊すると言うことで、添乗員さんが夕食のバイキングは少し早めに会場に行った方が良いと言うアドバイスがありました。それに従って指定された時間よりも少し早めに夕食会場に入りましたが、タイミングの悪いことに他の二十人くらいの団体さんが入ってきた直後だったため、料理を取るのに手間取ってしまいました。食べ始めてからはそんなに並んでいる光景はなく、本当にタイミングが悪かったとしか言いようがありませんでした。