2005年にNBLとbjリーグに分裂した日本男子バスケットボールのトップリーグがやっと今年度からひとつにまとまってBリーグとして動き出しました。開幕戦はBSと地上波で派手にお披露目してこれまで37試合中20試合が満員だとかと言うことらしくとりあえずは盛り上がっているようで何よりです。しかし、bjリーグで上位にいた秋田や富山と言ったチームがなかなか結果を出せていません。と言うわけで、去年のNBL優勝チームの川崎とbjの富山との試合がBSのゴールデンタイムに生中継されていたので観戦しました。それぞれのクオーターで試合に出られる外国人選手の人数に制限があり、一人の時と二人の時が2クオーターずつあらかじめ申告しないといけないとか、微妙にルールが去年までと違っていたりして、bjリーグの方がある程度外国人選手に依存していたであろうことがbjチームが低迷している理由なのかもしれません。富山は途中14点差まで離されていたのを逆転して、残り58秒と言うところまで72-71とリードしていましたが、フリースローで同点に追いつかれてしまいました。ここでシュートを決めれば勝ちが見えるギリギリのところで24秒タイムオーバーになり相手にボールを渡してしまい、最後にはファールでフリースローを与えて2本とも決められてゲーム終了でした。昨年のNBL王者に健闘したと言う感じになりましたが、充分に勝てる展開だったのにもったいない試合でした。これで富山は1勝8敗と中地区最下位のままで、これから立ち直せるのか心配です。