松江城

 16時過ぎに松江市内に入り、バスは地ビール館裏の駐車場に停まりました。ここでは1時間30分の自由時間で、ちょっと歩いても良いという人は松江城に、歩くのはつらい人は堀川遊覧船にといった感じに分かれました。自分たちは当然松江城を目指しましたが、前を歩くおじさんが松江城への道をすたすた歩いていくのでこの人も松江城に行くものと思い同じ道を歩いていきました。ところが、そのおじさんはそのまま松江美術館の方に通り抜けて行ってしまいました。仕方がないので道を戻ると後から来た同じツアーの人たちが曲がり道を曲がって行ったので看板を確認しながらその人たちを追う形で天守に向かいました。添乗員さんからもらっていた天守閣までの道筋と違うとは思いながらも天守閣に辿り着きましたが、やはり通常のルートではなく裏側から向かっていたようです。
 JAFの会員証を見せて入場料を2割引にしてもらい、天守閣の中に入りましたが流石に12現存天守閣の一つだけあってきつい階段でした。それでも最上階に上った時は涼しい風が通り、四方の眺めは素晴らしいものがありました。松江城を後にし、途中でへるんの小径という茶店でぶぶだんごを買って食べながら小泉八雲旧居に向かいました。小泉八雲記念館と旧居が並んでいて時間もあまり無いので見るのはどちらか一つとなったときに、記念館よりも旧居の中に入る方が良いだろうと旧居の方にしました。旧居の方に入ろうとしたところ、同じツアーの人とすれ違い「300円出して部屋が三つあるだけなのでやめた方が良い。」とのアドバイスがありましたが、雰囲気だけでも味わえればとそのまま旧居に入ることにしました。
 時間があまり無いというのにかみさんは地ビール館の池にいるでかい鯉たちにえさをやろうと、レジで鯉の餌100円を購入し餌やりをしていました。