お互いに守備が強いチーム同士の対戦は、決定機の少ない試合となった。日本は過去3試合と同じメンバーで、守備組織をしっかり作ってまずは失点を防ぐ戦い方。ボールキープはパラグアイに譲ったものの、決定機はほとんど作らせなかった。日本は後半途中に中村憲を投入し、ダブルボランチに変更して攻撃に出るも、ゴールは奪えず。両チーム決め手を欠いて、試合は延長戦に突入した。延長に入ると、パラグアイが攻撃の圧力を高めて何度も決定機を作るが、日本はGK川島らDF陣が体を投げ出して跳ね返す。日本もカウンターからのチャンスを決められず、決着はPK戦に。PK戦は、1人が外した日本に対し、全員が決めたパラグアイが勝利。日本のベスト8進出はならなかった。
引用元: ラウンド16 パラグアイ vs 日本 – 試合詳細 – 2010 FIFA ワールドカップ – Yahoo!スポーツ×スポーツナビ.
決勝トーナメント日本vsパラグアイ。韓国vsウルグアイを見てウルグアイの選手達の巧さが目立っていて、パラグアイも同じような戦い方をするチームだということで、なかなか厳しい試合になるのだろうと思って見ました。日本チームにパスミスとか凡ミスが多く見えたのはパラグアイの巧さ故なのかもしれませんが、ウルグアイほどのしたたかさはあまり感じませんでした。失点さえしなければ最終的に延長戦からPK戦にもつれこんでの勝ちを拾うというような戦術だったと何かで書いていたような気がしましたが、結局3番目の駒野が外してしまい勝利の女神がすり抜けていってしまいました。中村憲剛を投入したときには、一瞬流れが傾いたようにも見えましたが、やはりそんな簡単では無かったようです。今回は泥臭く守り・走るチームとしてある程度の結果が出ましたが、次のワールドカップまでにどのように進化することができるのか楽しみです。