「映画・ビデオ・DVD」カテゴリーアーカイブ

「ストレイ 犬が見た世界」


トルコは犬の殺処分が法律で禁じられた数少ない国。自身も愛犬家である米国のE・ロー監督はトルコを旅した際、本作でも取り上げられる野良犬ゼイティンと偶然から出会い、カメラを回しながら追い続けようと決心。飼い主がいない野良犬たちが“さまよう(ストレイ)”姿にショックを受ける観客がいるかもしれないが、次第に野良犬たちとトルコの人々が共存する風景の価値を理解するだろう。犬のような生活を送ったという古代ギリシャの哲学者ディオゲネスが残した、名言の数々を多数引用したのも強い印象を残す。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「ストレイ 犬が見た世界」。以前ほとり座の予告編で見たいとは思っていたものの見に行けなかった映画です。トルコのイスタンブールで暮らす3匹の野良犬を追っているのですが、日本とは全く違う野良犬環境があるわけで不思議な感覚になります。ただ、この映画はお金を払って映画館で見るまででは無かったというのが正直なところです。

「神・孫悟空 シン・ソンゴクウ」


現在でも多く映画やドラマの題材にされる中国の古典小説「西遊記」を下敷きにしたファンタジーアクション。石から生まれた4匹の猿の化身のうち、ひときわ気性が荒い乱暴者だった霊明石猴が天帝の神獣を殺した罪で人間界に落とされてしまい、仙力を失ったまま人間の仲間たちと行動をともにすることに。石猴の命を狙う追っ手とのVFX満載のバトルに加え、人間の優しさを知って本来の力を取り戻していく石猴の成長のドラマが見どころ。主演はシンガーソングライターとして高い人気を誇るチャウ・パッホウ。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「神・孫悟空 シン・ソンゴクウ」。中国映画シリーズの最後です。原題は「混世四猴:神猴帰来」なのですが、どう考えても「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」をパクった邦題です。ファンタジーアクションとありますが、ファンタジーというよりもお伽噺と言った方が良さそうなシンプルな物語です。霊明石猴が途中でいきなり歌を歌っていたのですが、やはりシンガーソングライターとして人気のある人が演じていたからのようです。

「王朝の陰謀 恐怖の人体実験と黒死病」


異色のオランダ人作家R・V・ヒューリックが、唐代の中国に実在した人物を主人公に据えて生み出した「ディー判事」シリーズ。“中国版シャーロック・ホームズ”とも評されるこの人気シリーズに基づいて、近年はその映画版が続々と登場。一作ごとに主演俳優が交代し、内容も、原作とは無縁の独自の物語が展開されることもしばしば。今回、「南拳宗師 ライズ・オブ・フィスト」のベニー・チャン演じる主人公ディーが立ち向かうのは、町で猛威を振るう謎の疫病と、コロナ禍の現在の世相を強く反映する内容となった。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「王朝の陰謀 恐怖の人体実験と黒死病」。「王朝の陰謀」シリーズで何作もあるようなのですがこれが初めてです。主人公の俳優さんは前に見たと思ったのですが、「南拳宗師 ライズ・オブ・フィスト」の人でした。2020年制作で黒死病と隔離される街と言う最近のコロナとロックダウンみたいなお話ですが、そこを想定していたのかどうかはわかりません。ワイヤーアクションといった派手なアクションはほとんど無く派手なのは最後の爆発くらいでした。

「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」

“スリル満点の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」がやってくる。インディ・ジョーンズがかつての恋人マリオン・レイヴンウッドとともに、神秘の聖櫃(契約の箱)を探して世界中をかけめぐる。その大冒険の中で、仕掛け爆弾をかわし、ナチスと戦い、蛇と決死の対決を繰り広げる。

 かみさんが見たいというのでAmazonプライムビデオで「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」。何度も見ているはずなのですが、冒頭はお宝と砂袋を入れ替える場面以前の記憶がほとんど残っていませんでした。

「モンスターハント 弩弓の戦い」

香港出身の人気歌手でもあるエリック・ソンが、“蛇王”と呼ばれた偉大な猟師を父に持つ主人公を熱演したモンスターアクション時代劇。幼いころ、大蛇をおびき寄せる囮に使われたことがトラウマになり、蛇を恐れるようになってしまった主人公の青年が、村を救うため父の仇でもある大蛇に立ち向かう。邦題にある弩弓(どきゅう)とは、土台に据えて使う大型のクロスボウのこと。劇中では硬いうろこに覆われた大蛇を倒せる唯一の武器として重要な役割を果たす。監督は「孫悟空 vs 猪八戒」などのダイ・イーリン。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「モンスターハント 弩弓の戦い」。4本続けての中国映画ですが、これまでと違って戦う相手が大蛇です。いつものようにわかりやすいストーリー展開です。村人を苦しめる悪い役人が登場したのですがあっと言う間に脱落して、それよりももっと悪い奴が登場して村人を苦しめるわけで、当然あとで報いを受けてくれます。連続して放映された中国映画があと2本残っているのでもう少しだけがんばって見ないといけません。

「ダイナスティ 王宮の秘剣」


何度も映像化されている古典小説「封神演義」。その主要人物である道士・姜子牙が持つ武器として、数々の強敵を打ち倒してきた神器“封神筆”をめぐる争いを描いたファンタジーアクション時代劇。唐の時代に実在した高名な山水画家・呉道玄が呉道士と名乗っていた若き日を舞台に、封神筆の隠し場所が示されているという伝説の画の解読を依頼された呉道士の冒険を描く。ワイヤーワークにCG効果をミックスしたアクロバティックなアクション、そしてファンタジー要素を取り入れた壮大なストーリーが見どころだ。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「ダイナスティ 王宮の秘剣」。これも「封神演義」がらみのお話ですが、読んだ事がないので相変わらず良くわからない展開。登場人物の顔認識がうまく行かないので誰が誰やら感が最後まで続いていました。冒頭からワイヤーワークぶち込んでますが、九尾の狐のCGはちょっとお粗末感が見えてます。ラストのシーンは続編を考えていたのか、それともこんな雰囲気で終わった方が面白いだろうと思ったのかよくわかりません。

「レジェンド・オブ・デスティニー 王朝の密謀」


「判事ディー」シリーズなどで人気の“歴史×探偵”のミックスジャンルエンターテインメント。唐の時代を舞台に、優れた推理力を持つ画家が、すご腕の女性剣士とコンビを組んで複雑な謎を解き明かしていく。推理は冴えているが自信家で“オレ様”的性格の主人公と、仕事で仕方なく主人公の護衛をする剣士のヒロインの凸凹コンビぶりも楽しいバディ映画となっている。ワイヤーワークを駆使したスピード感あふれる本格ソードアクションも見どころだ。監督は「ソード・オブ・ブラッド」のスン・チュアンリン。

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 WOWOW撮り溜めシリーズで「レジェンド・オブ・デスティニー 王朝の密謀」。何本か中国歴史物が続きます。“歴史×探偵”のミックスジャンルエンターテインメントと言う事ですが、なかなか面白い出来になっていると思います。強大な力を持つ悪の宦官と戦うと言うのは「ドラゴン・イン 新龍門客棧」を思い出させてくれます。

「無双戦記 キングダムの英雄」


春秋戦国時代の優れた学者、思想家たちを示す“諸子百家”に数えられる列禦寇(れつぎょこう)の著書「列子(れっし)」に記述された、殷の時代の三宝剣、含光(がんこう)、承影(しょうえい)、宵練(しょうれん)の伝説を背景にしたソードアクション。本国では興行収入約168億円の大ヒットを記録した。かつて殷の帝王が所持したとされる宝剣の一つ、含光剣を手にする主人公が、まだ宝剣の真の力を引き出せないながらも、殺された父の仇を追い求める。スタイリッシュなアクション場面の数々が見どころだ。

情報源: 無双戦記 キングダムの英雄 | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「無双戦記 キングダムの英雄」。父の仇を討とうとする若者の成長記のような感じ。主人公の仲間たちが最後まで生き残るとは思っていなかったものの、途中であっさりとまとめてやられてしまうのはちょっとかわいそうでした。2022年制作と言う事で、ストーリー的に深みはあまり無かったのですが結構楽しめました。

「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」

スライムに転生した元サラリーマンが奮闘する姿を描いた異世界ファンタジーの劇場版。原作者である伏瀬がストーリーの原案を担当し、「劇場版マクロスF」シリーズの菊地康仁が監督を務めた。テレビシリーズ同様、主人公のリムル役の岡咲美保やベニマル役の古川慎、ヴェルドラ役の前野智昭らが続投する。また新たに、オリジナルキャラクターとなる女王トワの声を『今夜、世界からこの恋が消えても』の福本莉子が担当した。

情報源: 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
 ユナイテッドシネマ金沢でかみさんと娘1号が「RRR」を見ると言うので一緒に行きましたが、自分は「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」を見ることにしました。RRRから1時間遅れて上映開始なのでしばらくはロビーの椅子に座って時間を潰し、そのあと駐車場の車に戻って30分くらいボーッとしていました。転生したらスライムだった件はNetflixでアニメ版を全話見終わった後なのでその世界にすぐに入れましたが、いきなりこの劇場版だとちょっと難しかったかも知れません。この間のすずめの戸締りと同様入場する時に小冊子を貰えました。もしかしたら最近のアニメ映画はどれもこのような小冊子がもらえるのでしょうか。

「ディストピア 2043 未知なる能力」


「ソー:ラブ&サンダー」のワイティティ監督が製作総指揮に参加したディストピアSF。軍事政権に対し、娘を取り戻すため立ち上がった先住民の母親と、彼女こそ予言の救世主と信じる同胞たちの戦いを描く。自身もニュージーランド先住民にルーツを持つワイティティが、同様に劇中にも登場するカナダの先住民を祖先とするD・グーレ監督と組み、類を見ない“ファースト・ネーションズ(先住民)”SFを作り上げた。主演はやはりカナダ先住民族を題材にしたホラー「ブラッド・ブレイド」のE=M・テイルフェザーズ。

情報源: ディストピア 2043 未知なる能力 | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「ディストピア 2043 未知なる能力」。カナダ/ニュージーランド制作の映画という事で原題は「Night Raiders」とディストピア感はどこにあるのでしょうか。軍事政権と先住民の戦いのようでしたが、展開の盛り上がりも少なく途中で何度か気を失いかけてしまいました。10倍の大きさの蚊の群れと守護者と言う先住民の言い伝えは途中でなんとなく読めてきましたが、最後の方だけちょっとこれまでに無いような展開だったような感じでした。