「映画・ビデオ・DVD」カテゴリーアーカイブ

「オルカ」


妻子を奪われた殺戮獣オルカの復讐劇。愛情深く人間を上回る知能を持つと言われるオルカ(シャチ)が、伴侶を奪われた復讐に人間を追い詰めていく海洋パニックサスペンス。オルカと対峙する漁師を『孤独の報酬』のリチャード・ハリス、オルカの生態を研究する海洋学者を『さざなみ』のシャーロット・ランプリングが演じる。全編に流れる哀愁をそそる音楽は『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』の巨匠エンニオ・モリコーネが手掛けた。

情報源: 映画「オルカ」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

 BS12でだいぶ前にやっていた「オルカ」。先日見た「フリー・ウィリー」は1997年製作ですが、これは1977年製作なので20年前ということになります。おなじシャチを題材とした映画でも全く違う作りでした。この映画ではシャチのことを”Killer Whale”と呼んでますが、フリー・ウィリーではあえて”Killer”を使わず”Whale”と呼んでたのも面白いところです。シャチが執念深いとは言っても仇の周囲を狙って孤立させてから北極海まで誘って仇を討つと言うのは流石に話を盛りすぎな感じがします。

「フリー・ウィリー」

家族からむりやり引き離されたシャチと、母親に捨てられた少年。互いに孤独な境遇の両者が友情を深め、成長していく姿を美しい自然描写の中に描いた感動編。俳優でもあるキース・ウォーカーの原案を、彼とコーリー・ブレックマンが脚色、「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のサイモン・ウィンサーが監督して映画化。製作は「リーサル・ウェポン」シリーズのジェニー・ルー・トゥジェンドと「デーヴ」のローレン・シュラー・ドナー。エグゼクティヴ・プロデューサーは「天と地」のアーノン・ミルチャンと「ロストボーイ」のリチャード・ドナー。撮影はロビー・グリーンバーグ。音楽は「ロボコップ」のバジル・ポールドゥリスで、主題歌『ウィル・ビー・ユア・ゼア』をマイケル・ジャクソンが歌う。主演はオーイディションで4千人から選ばれたジェーソン・ジェームズ・リクター。共演は「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンほか。

情報源: フリー・ウィリー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

 NHK BSPでやっていた「フリー・ウィリー」。最初のうちはひねくれている少年を見ていられなかったのですが、途中から可愛らしい少年になりました。本物のシャチが芸をしているあたりは当時大変だったように思えますが、これが随分評判良かったようで「フリー・ウィリー2」「フリー・ウィリー3」も作られたみたいです。

「インフェルノ」


D・ブラウンのベストセラー小説を、巨匠R・ハワード監督と名優T・ハンクスのコンビで映画化したシリーズ第3弾。今回ハンクス扮する宗教象徴学者ラングドン教授は、増え過ぎた人類を淘汰しようとする大富豪の陰謀を阻止するため、ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇(インフェルノ)」に隠された暗号に挑む。恐るべき陰謀に立ち向かう中で、歴史の陰に埋もれた謎が解き明かされるシリーズの醍醐味は本作でも健在。知的好奇心を刺激されるとともに、歴史深いフィレンツェの街を舞台にしたアクションを堪能できる。

情報源: インフェルノ(2016) | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「インフェルノ」「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ(?)の第3弾ですが、見始めたら前に見たことがあるのを思い出しました。それでもいつもの如く見進めていかないと展開を思い出せなかったのですが、最後の地下水路(?)のシーンだけは早い段階で思い出せました。

「川っぺりムコリッタ」


訳ありの過去を持ち、今後は誰とも関わりを持たずに生きようと、見知らぬ町のボロアパートに越してきてひっそりと新生活を始めた孤独な主人公。ところが、個性的でにぎやかな周囲の住人たちに振り回され、なぜか食卓を一緒に囲むうち、いつしか彼も人生のささやかな幸せをかみしめるように。「かもめ食堂」の荻上直子監督が、先の2019年に発表した同名小説を自らの手で映画化。「聖の青春」の松山ケンイチが訳ありの主人公を好演するほか、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆ら、豪華共演陣が愉快な演技を披露。

情報源: 川っぺりムコリッタ | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで最近は邦画が続いてますが「川っぺりムコリッタ」。富山ロケの映画だという認識だけで見始めましたが、特に意識高い系の映画でもなくどちらかと言うと底辺で生きる人たちといった感じで、冒頭のムロツヨシの印象が強すぎました。見終わってみると良い映画だったわけですが、やはり富山ロケと言うことでその場面のロケ地がどこなのかを気にしながら見ていました。ロケ地マップというのがありましたが、自分が確実に現場がわかったのは2カ所(電話ボックスと父のアパートを見ていた場所)だけで、神通川だと思っていたところが庄川だったりしていました。

「さかなのこ」


「南極料理人」や「連続ドラマW 0.5の男」の沖田修一監督が、魚類の研究者であり、ハコフグの帽子と「ギョギョギョ!」のフレーズでおなじみのタレントでもある“さかなクン”による自伝的エッセイを映画化。女優のんが、周囲の人々を幸せにしていく不思議な魅力を持った主人公“ミー坊”を好演した。さかなクン自身も、ミー坊に強い影響を与える人物役で映画初出演を果たしている。人と違うことを受け入れ、選んだ道を一直線に進む主人公の姿に力をもらえるハートウオーミング作に仕上がっている。

情報源: さかなのこ | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「さかなのこ」。劇場公開時に見たいとは思っていましたが、映画館で見なきゃいけないほどではないだろうとWOWOWで放送されるまで待っていました。冒頭に「男か女かはどっちでもいい」とさかなクンをのんが演じることへの言い訳的な感じにも思えますがそうではなさそうです。と言うよりものんが演じなかったら成り立たなかった映画のように思えます。昨日見た「こちらあみ子」とは見た後の気持ちが全然違いました。

「こちらあみ子」


大森立嗣監督による「日日是好日」の助監督をはじめ、長崎俊一監督らの下でスタッフを務めた新鋭・森井勇佑の初監督作。「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子のデビュー小説を映画化した。純真無垢な言動ゆえに時に周囲を傷つけたり、距離を置かれたりする少女あみ子の姿を、あみ子の視点に寄り添いながら優しいまなざしで描き出す。オーディションで選ばれた新人子役・大沢一菜(おおさわ・かな)がの伸び伸びとした自然体の演技であみ子役を好演。共演は両親役で井浦新と尾野真千子。

情報源: こちらあみ子 | 映画 | WOWOWオンライン

 ほとり座でやっていたのに見に行けなかったとかでかみさんが見たいと言うのでWOWOWでやっていた「こちらあみ子」。見る人によっては良い映画なのかもしれませんが、とてもじゃないけれど見ていて辛い映画でした。

「アトラクション」

「ターミネーター」シリーズ第1~3作やドラマ「ウォーキング・デッド」などを手掛けている名プロデューサー、ハードだが、もともとは低予算映画の名手ロジャー・コーマンに師事した。大物となった彼女がそんな原点に返るかのように、若いスタッフ・キャスト(監督のG・プロトキンは「パラノーマル・アクティビティ5」など関係した作品は多いが)と組んだ、1980年代に量産された同系列の作品を連想させる、シンプルなホラー。無名の俳優陣ばかり登場するのが功を奏し、誰が生き残るか予想できないのが一興だ。

情報源: アトラクション | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「アトラクション」。よくあるおバカな若者たちが殺人鬼に殺されると言うパターンではあるが、お化け屋敷の中に殺人鬼が紛れて殺しまくると言うのは悪くない感じ。最後のオチはそう来ましたかなのですが、さすがにこれに続編は無いでしょう。

「アメリカン・ユートピア」


元トーキング・ヘッズのフロントマン、デヴィッド・バーンによる2018年のアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案に、好評を博し再演を熱望されるも、コロナ禍のため幻となってしまった2019年秋のブロードウェイのショーを映画化。バーンのほか、11人のメンバーが驚きのパフォーマンスを披露し、現代人を“ユートピア”へと誘う。監督は、アカデミー賞脚色賞に輝いた『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー。

情報源: アメリカン・ユートピア:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

 ほとり座で22時からの「アメリカン・ユートピア」一夜限りの国内最終上映と言うことのようです。上映20分前くらいにロビーに着いてみると20人くらいの人たちがいましたが、21時からほとり座カフェがオープンしていました。普段は席の指定は無いのですが、この上映に関しては前の4列が着席、後ろの2列とスタンド席(?)が立ち上がって見られる席、その間の3列が中間席という形になっていました。自分たちは当然のことながら大人しく座ってみる席にしましたが、娘1号は後ろの席にしていました。最初の30分くらいはデヴィッド・バーンと監督のスパイク・リーとのトークになっていましたが、これがあることで初見の人でもどこら辺が見どころなのかわかるようになっています。本編が始まると音響のおかげで最初のうちは低音がお腹に響き慣れるまで落ち着きませんでした。やっぱりこう言った映画は映画館の大きなスクリーンと大音響で見ないといけません。

ポスター

「掘る女 縄文人の落とし物」

縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを記録したドキュメンタリー。同じ現場に30年通い続ける調査員、求人チラシを見て応募した作業員、考古学に夢中の大学院生等々。男仕事と思われがちな遺跡発掘で、汗水流しながらスコップを地面に這わせる彼女たちの姿を追う。ナレーションを「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子が担当。監督は「氷の花火 山口小夜子」の松本貴子。

情報源: 掘る女 縄文人の落とし物:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

 ほとり座で「掘る女 縄文人の落とし物」。上映後場所を写して監督の舞台挨拶もありました。4ヶ所の縄文遺跡の発掘現場を取材したドキュメンタリー映画ですが、舞台挨拶で監督さんが言っていたように発掘しても何も出ないことも多いわけでそれぞれの現場でそれなりの発見があったのが監督が持っている何かなのでしょう。

黒板

ポスター

「ギャラクシー・クエスト」

カルト化している実在のTVドラマ「スタートレック(宇宙大作戦)」と、そのキャスト(番組で演じた役と本人が混同されがち)をモデルにしたのは明らか。コメディながら、夢や勇気を忘れた大人たちが再出発を目指す物語にもなっているのが秀逸だ。コンベンション(SFファンの大会)に始まってコンベンションで終わるという趣向もオタクには心憎く、ツボに入ると笑いを通り越して感激すら誘う。“ネヴァー・ギヴ・アップ! ネヴァー・サレンダー!(諦めるな、屈従するな!)”というせりふの使い方も要注目だ。

情報源: ギャラクシー・クエスト | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「ギャラクシー・クエスト」。録画予約した時には何故か「スタートレック」ではなく「スターウォーズ」のパクリ映画だと思っていました。見始めたら「スタートレック」だったわけですが、よく考えてみたら劇場公開時に面白そうだと思いながら見に行かなかった映画でした。登場している俳優さんたちを見ればB級映画ではないと言うことはわかっていましたが、思っていた以上に面白い映画でした。