小松左京による小説「日本沈没」がベストセラーになった1973年、筒井が発表した原作(筒井は小松の許可をちゃんと得て書いたという)を、「日本沈没」の2度目の映画化が行なわれた2006年、それに便乗するかのように映画化したという、人を食ったような本作。監督は独特な感覚が知られる河崎実。それぞれに意味を求めず、質より量と言わんばかりに脱力系ギャグを畳み掛ける作風を本作でも貫き、「日本沈没(1973)」に主演した藤岡弘、やTV版「日本沈没」に主演した村野武範を中心的登場人物に配役。
情報源: 日本以外全部沈没 | 映画 | WOWOWオンライン
WOWOW撮り溜めシリーズで「日本以外全部沈没」。筒井康隆のパロディ小説が原作だと言うのですが、当然のことながら原作を読んではいません。見方によっては面白いと思えるのかも知れませんが、途中から飽きて来てどうやって最後盛り上がるのかと言う不安がいっぱいでウクライナ童話の「てぶくろ」を出して来て良い話を盛り込もうと思ったのかも知れませんが、結局なんともなりませんでした。2006年の映画で2011年に天変地異が世界的規模で発生したと言う設定だけ引っかかりました。