ドキュメント72時間「秋田・真冬の自販機の前で」

突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に、古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のそば・うどんだ。設置は40年前。元祖ファストフードとして大人気だったが、最近は老朽化で機械が故障し味は薄めに。しかし、そのぬくもりを求めて24時間客が絶えない。吹雪の中で麺をすする謎の親子。深夜に星空を見上げる運転代行業の男性。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がる。

引用元: ドキュメント72時間「秋田・真冬の自販機の前で」 – NHK.

 今回のドキュメント72時間は「秋田・真冬の自販機の前で」ということで、秋田港の近くのそば・うどんの自販機でした。多分、自分が高校生の頃にも高校の近くの自販機コーナーにあった記憶がありますが、こんな自販機の前でも色々な人生ドラマがあったりするのは興味深いものがあります。内容もそうなのですが、港のすぐそばの吹きっさらしの場所で、更に真冬の寒い時期でもあまり寒さを苦にせず食べている地元の人たちの強さには目を見張るものがありました。みんな美味しいと言っていて、こんな自販機のうどん・そばがそんなに美味しいのだろうかと不思議でしたが、ネットで「懐かしの自販機」とかいうサイトを知り、実はインスタントなものではなく、店の人の手間がかかっているのだという事がわかり、世の中には自分の知らない世界がまだまだ沢山ある事を思い知らされました。