「ポトフ 美食家と料理人」


19世紀末のフランス、料理への情熱で結ばれた美食家と料理人の姿を名匠T・A・ユン監督が優雅かつ繊細に描き、第76回カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いた秀作ドラマ。
19世紀末のフランス。<食>を追求し、芸術の域にまで高めた美食家のドダンと、彼が考案したメニューを完璧に作り上げる天才料理人のウージェニー。彼らの評判を聞いたユーラシア皇太子がある日ドダンを晩餐会に招くが、豪華なだけが取り柄のメニューにドダンは食傷。<食>の神髄を示すべく、最もシンプルな料理<ポトフ>で皇太子をもてなそうと、ドダンは構想を練るが、そんな矢先、ウージェニーが体調を崩して倒れてしまう。

情報源: ポトフ 美食家と料理人 | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOWタイムシフト視聴で「ポトフ 美食家と料理人」。フランス映画なのでまた口汚く罵り合う会話が続くのかと思いきや、全くそうではありませんでした。美味しそうな料理を作る場面がメインで「バベットの晩餐会」みたいな雰囲気もありました。最初の方でウージェニーの具合が悪そうな場面がありましたが、まさか結婚式を挙げた直後くらいで亡くなってしまうとは予想できませんでした。結局皇太子に出すポトフが完成しないままに終わってしまって、ちょっと消化不良的なところもありましたが、それはそれで良かったのかも知れません。

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