今回は、上野の東京国立博物館へ。2020年は日本書紀が完成して1300年。それを記念して行われるのが特別展「出雲と大和」です。日本書紀に記載されている“神々や祭祀を司る地=出雲”と“政治や権力を司る地=大和”。その関係と時代の変遷を貴重な展示品で読み解きます。古代祭祀の一大拠点だった出雲からは、高さ48m、出雲大社の巨大神殿を支えていたと言われる「宇豆柱」と「心御柱」がお目見え!さらに、荒神谷遺跡から発掘された国宝の銅剣358本中168本が、展示室にずらり並ぶ偉容は圧巻!この銅剣、銅矛、銅鐸などから分かる当時の祭祀とは?政治や権力を司る地、大和からは、奈良・石上神宮に伝わる御神宝《七支刀》。日本書紀にも登場する伝説の刀です。大和王権と朝鮮半島の交流の様子が分かる銘文を間近で見られるまたとないチャンス。さらに藤ノ木古墳から見つかった金製の馬の鞍、そして奈良・黒塚古墳から出土した三角縁神獣鏡が33面勢揃いと驚きの展示内容。古代祭祀から大和王権、そして仏教伝来へ。今につながる信仰を知ることができる1時間です。
情報源: #338 空前絶後!東京国立博物館「出雲と大和」〜出雲大社の巨大柱、国宝銅剣、伝説の刀「七支刀」…お宝で読み解く日本の源〜|ぶらぶら美術・博物館|BS日テレ
今週のぶらぶら美術・博物館は「出雲と大和」。毎週この番組を見ているわけではないですが、見に行きたいと思っていた東京国立博物館の「出雲と大和」をやると言うので録画しながら見る事にしました。本当は現地に行って観たいと思っているのですが、今のご時世ではちょっと行くのが憚れるのでこの番組で我慢する事になりそうです。かつての巨大出雲大社のミニチュアはあの大きな柱が見つかる前に作ったので一本の柱になっていたとか、自分が知っていたようでよくわかっていなかった事がいろいろとありました。