「フォックスキャッチャー」

「カポーティ」「マネーボール」のベネット・ミラー監督が、実在の殺人事件を題材に、レスリング五輪金メダリストとそのパトロンとなった大富豪が悲劇の結末を迎えるまでの心の軌跡を描き出した戦慄の実録人間ドラマ。主演は、その鬼気迫るシリアス演技で新境地を見せ、高い評価を受けた「40歳の童貞男」「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーヴ・カレル。共演にチャニング・テイタム、マーク・ラファロ。
1984年のロサンジェルス・オリンピックで金メダルを獲得したレスリング選手、マーク・シュル。しかし、マイナー競技ゆえに生活は相も変わらず苦しいまま。同じ金メダリストでマークが頼りにする兄のデイヴも、妻子ができて以前のように付きっきりというわけにはいかない。いまや、次のソウル・オリンピックを目指すどころか、競技を続けるのもままならなかった。そんな時、アメリカを代表する大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポンから、彼が結成したレスリング・チーム“フォックスキャッチャー”への参加をオファーされる。この願ってもない申し出を快諾するマーク。最先端トレーニング施設を有するデュポンの大邸宅に移り住み、ようやくトレーニングに集中できる理想的な環境を手に入れたかに思われたマークだったが…。
allcinema「フォックスキャッチャー」

 グランドプラザでカレーを食べた後、フォルツァ総曲輪で「フォックスキャッチャー」を見ました。レスリングのオリンピック金メダリストとスポンサーの大財閥の話ではありますが、事前の予習をしないままに見ていたため、あそこで発砲するだろうという心構えがなくその瞬間は思わず反応してしまいました。デビッド・シュルツと言う名前のレスラーを思い出してしまったのですが、この映画とは無関係でした。かみさんと娘2号は喜んでいましたが、「エクスペンダブルズ」のような何も考えずに見ていられる映画か、安心して見ていられる映画は良いのですが、このようなどうにも嫌な感じがする映画は映画館では見たくないので、次からはフォルツァ総曲輪で上映する映画はちゃんと事前にチェックして、観に行く行かないを決めたいと思います。