「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」

わずか28歳の若さで戦死してしまった早世の天才映画監督・山中貞雄の現存する3本のうちの1本。それまでチャンバラものとして人気のあった丹下左膳を主人公に、擬似家族が織り成すホームドラマ風人情喜劇が展開する。とある小藩に伝わるこけ猿の壺。実はこの壺に先祖が埋め隠した百万両のありかが示されていることが判明する。だが、壺は先日江戸の道場屋敷に婿入りした弟・源三郎が知らずに持って行ってしまっていた。やがて、その壺は道具屋を介して少年・安吉の金魚入れとなる……。

引用元: 丹下左膳餘話 百萬兩の壺 – Yahoo!映画.

 BSプレミアムでやっていた「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」を見ました。大河内傳次郎の丹下左膳と言えば随分昔から笑点での林家木久蔵師匠の物まねとかを見てましたが、本物は流石に迫力があります。「餘話」と言うことからなのか人情話になっていますが、道場破りの場面での丹下左膳の立ち回りは綺麗な殺陣では無い所に見応えがありました。なにやらGHQがチャンバラ場面をカットさせたとか言う話もあるような…。