横溝正史の推理小説の映画化を数々手がけてきた市川崑監督が、豊川悦司の名探偵・金田一耕助で、連続殺人事件を描くミステリー・サスペンス。天涯孤独の青年・寺田辰弥は岡山の資産家・田治見要蔵の遺児であることを初めて知り、故郷の八つ墓村を訪れる。村では戦国時代、村人に惨殺された8人の落ち武者のたたりの言い伝えがあり、過去には、忌まわしい殺人事件も起きていた。さらに帰郷した辰弥の周りで次々と奇怪な事件が…。
NHK BSで「八つ墓村」。1977年の渥美清版を何度か見ていたせいか、この1996年の豊川悦司版はどうもしっくりきませんでした。設定が微妙に違っているのはまだ良いとして、終盤の鍾乳洞シーンが少なかったり、金田一耕助のセリフがなんか軽かったり感じてしまいました。