かみさんが明文堂の懸賞で当たったバス日帰りツアーに行って来ました。3年前くらいに同じようなツアーに当選した時には、当選者本人は無料で同行者は通常料金の7-8割くらいで行けるようになっていましたが、今回は当選者本人も同行者も同額になっていました。行程はBeNAS-浩養園でお昼-熱田神宮-ノリタケの森です。申し込んだ時には熱田神宮で父の回復をお祈りしようと思っていましたが、それはできなくなりました。逆に忌明けしていないと神社には参拝出来ないことに気づき、前日になってツアー会社と熱田神宮に電話してどうしたら良いかと相談することになりました。ツアー会社の人の話では観光バスは熱田神宮の敷地内に入る事になっているとの事で下手したらバスから降りられないかもと思いましたが、熱田神宮の人からはバスの駐車場は鳥居の外にあるのでバスから降りても鳥居をくぐらないと大丈夫と言われ安心しました。
娘2号に富山駅北口まで送ってもらい、7:35に集合してバスに乗り7:45に出発しました。添乗員さんの説明では帰りは19:40頃を予定しているとの事でしたが、大体は渋滞に捕まったりで1時間くらい遅くなることは覚悟しました。1時間半くらいでひるがの高原SAに入ってトイレ休憩。まだちょっと寒いのでソフトクリームはおあずけです。
前回はお昼を食べてからだったBeNASが今回は最初の訪問地です。最初に入った部屋で展示されている宝石類の説明があり、部屋を移動してこの会社の説明から始まり誕生石のクイズ、揺れるダイヤ、真珠・黒真珠、遠赤外線ネックレスと前回と全く同じ流れでした。職人さんの作業しているのをガラス越しで見ながら移動し、メインイベントの販売会場へ。この時点で40分くらいかかっていたので、残り50分をなんとかやり過ごすだけでした。前回はかみさんと別行動で椅子に座っていたところを販売員のおばさまがつきっきりになってしまったので、今回はかみさんにピタッとひっついて行動を共にする作戦をとりました。くっついて移動している分には良かったのですが、途中からピタッとかみさんの足がとまり、なにやら試着を始めたりしました。支店長や店長が登場して、富山からのお客様には「富山価格でお安くしておきます」から始まり続いて店長価格と言うのを提示してきて、その値引きに店員がびっくり、と言う前回もあった展開が繰り広げられていました。かみさんは適当に楽しんでいるのだろうと思って見ているうちに、何やら怪しい雰囲気になってきました。最終的には黒真珠のネックレスと黒いバッグを店員曰く破格のお値段でご購入となっていました。なんとも怪しい遠赤外線ネックレスでは無く、ちゃんとした相場観を持っているかみさんが選んだものなので騙されて買わされた感じではないのでしょうが、購入した品物を入れた大きな袋を持って1階の待合室に降りていくのはちょっと勇気が要りました。
BeNASを出て20分程度でお昼ご飯の会場である浩養園に到着しました。名古屋だからとひつまぶしなわけで、ちょっと面倒くさくてもそれなりに美味しく頂けました。ただ、そもそもこの店はサッポロビール名古屋ビール園という事でジンギスカンや地ビールなどがメインらしく、時間があればジンギスカンを食べたかったところです。
食事時間は45分程度で、バスでまた20分くらい移動し熱田神宮西門前に到着しました。バスを降りてすぐに熱田神宮の敷地を出てお土産のういろうを探しに歩き始めました。西門前にはほとんど店は無く東門の名鉄駅前に行けば何かあるだろうと神宮の外周を回ります。10数分歩いてやっと東門の名鉄駅前に到着、「パレマルシェ」に入り、青柳ういろうときよめ餅を購入しすぐに引き返しました。途中で見つけた古本屋にかみさんが引き寄せられてしまったので5分だけと店内に入り、来た道を急ぎ足で戻り出発時間5分前にはバスに乗り込むことが出来ました。
熱田神宮から30分程度でノリタケの森に到着。あまり時間は無いのですが、有料のクラフトセンター・ミュージアムを見て回り、オールドノリタケとかで目の保養をしてきました。ノリタケの森を出発後、特に渋滞にはまることもなく80分ほどでひるがの高原SAに入って休憩。念願のひるがの高原ソフトをかみさんとシェアして頂きました。
娘たちと連絡を取り合い、富山駅北口まで迎えに来てもらい20時過ぎには帰宅しました。以前はホリデーと言う旅行会社でしたが、今回は違う名前の会社だったので多少不思議に思っていましたが、添乗員さんが最後にこの3月でホリデーから名前を変えたと説明したことで合点がいきました。宝石屋に寄るのが必須でそこで一番長い時間を取るし遠赤外線ネックレスという怪しい商売もしていることから結構評判が良くなかったりしますが、宝石屋というスポンサーがついてることで通常の半額程度で日帰りバスツアーが出来るのはそんなに悪くは無いと思います。