朝の6時半過ぎに兄から父親が息を引き取ったとの電話がありました。冷蔵庫の配送があるので休みにしていたのですが、とりあえず実家に向かうことにしました。この時間だと7時半過ぎの新幹線には間に合わず、8時台の新幹線には秋田新幹線の接続はありません。9時台でも大宮での乗り換えで1時間近くかかります。ふと思い出し調べてみると、8時台の富山発で新青森経由で奥羽本線の特急に乗り継げるルートがありました。えきねっとで切符を予約し、かみさんを乗せて駅に向かいましたが、通勤渋滞のためなかなか富山駅に近づきません。途中諦めかけましたが思い直して横道を入り、マリエ前の信号で止まったタイミングで車を降りてかみさんに運転をかわり、早足で富山駅に向かいました。発券機で切符を受け取り、なんとか少しだけ余裕を持って新幹線のホームに上りました。ホームで職場にしばらく休む旨の電話をし、新幹線の中でレンタカーの確保と冷蔵庫の配達日の変更の連絡を取りました。レンタカーはネットでは空車が全く無く、電話をかけたところ14時半頃に軽自動車が戻ってくると言うことでその軽自動車を予約することにしました。冷蔵庫はいつ戻ってくるか確定していなかったので、とりあえずは来週の土曜日に延期してもらいました。
大宮ではやぶさに乗り換え、新青森で奥羽本線の特急に乗り換えです。新青森駅で新幹線から特急に乗り換える時お昼に食べるものを買おうとしましたが新幹線改札手前にあった売店をやり過ごしてしまった後は構内には売店がなく、駅員に聞いて改札を出たところに売店があることを確認しましたが、時間があまり無くて断念。14時40分頃に東能代駅に降りた時に売店でパンを買って待合室で食べました。空きっ腹を満たしてからレンタカーを借りに行きました。レンタカーは軽自動車しか無かった訳ですが、最悪タクシーと言うことも想定していただけに、とりあえず一人で行動するには充分でした。
実家に着いた時には葬儀会社の人たちがいて喪主である兄と打合せをやっていました。まずは父に帰ってきた報告をし、お水をあげて焼香。それから後は今後の予定やら打ち合わせやら、お隣さんに連絡して町内におふれを回してもらったり親族として誰に連絡をすれば良いかとか葬儀会社とは別に色々教えてもらいました。
晩御飯は義姉が用意してくれた料理ですませ、レンタルした布団で病院に付き添いしていた時と同様に兄弟3人で父と一緒に夜を過ごしました。大きいロウソクと線香は絶やしてはいけないと言うことで、燃え尽きるまでだいたい100分程度であることを確認しておき、タイマーをセットして夜中に新しい線香を灯すのが自分の仕事でした。