晩御飯はマリエにある「カプリチョーザ」で食べることになりました。ドリンク×3、サラダ、パスタ×2、ピザの組み合わせの3人さまセットにしました。味も量もまあまあな感じでしたが、サラダが来てからパスタが出て来るまでの時間がちょっとかかったのが残念なところでした。
日別アーカイブ: 2017 / 10 / 8
秋の高山
三連休の中日。思いつきで髙山まで行くことにしました。車で行くことも考えましたが連休中なので駐車場探しも大変だろうと思い、JR(高山線)で行くことにしました。車は富山駅からそれほど遠くない駐車場に駐め、富山駅で娘1号と合流しワイドビューひだで髙山に向かいました。流石に連休中なので指定席は8割方埋まっていましたが、髙山から名古屋まで行く客が予約していた分なのか、自分の隣と前の席は髙山まで空席のままでした。非アジア系の外国人も結構乗っていて、ほとんどが髙山で降車していました。
11時半頃に髙山駅に到着し、直ぐにお昼を食べに「弱尊」と言う店に入りました。娘1号が前に来たことがあるらしく、一見居酒屋みたいな店の作りですがカレーライスの美味しい店らしいです。牛すじカレーを注文、ここではフォークでカレーを食べることになっているとの事ですが、別にスプーンでも良いんじゃないかと思うのは野暮というものでしょうか。フォークはさておき、流石に評判の店だけあって美味しい牛すじカレーでした。
弱尊を出て古い町並みまで向かいましたが、途中で栗きんとんやら美味しそうな店が結構並んでいます。宮川を渡り古い町並みの通りに来ると予想通りにかなりの人混みです。とりあえずはところどころ店に入りながら南の端まで歩きました。2箇所ある飛騨牛の握り寿司の売り場には行列が出来ていましたが、これには並ばずに牛まんを買って食べました。牛まんは皮の部分は熱々だったのに中の肉は冷たく、ちょっとがっかりでした。杉玉を飾っている酒屋も多く、お猪口を買って飲んだりその都度支払ったりの有料の試飲をほとんどの店でやっていましたが、自分はちょっとノーサンキューでした。
赤い欄干の中橋まで行ってから陣屋跡には行かずに再び古い町並みを戻る事に。一休みしようと「藍花珈琲店」に入りコーヒーを飲みました。結構古い喫茶店で良い雰囲気ですが、外の人混みとは打って変わって客も少なく静かな店内です。そのうちに4組くらい客が入って来たので店を出て、今度はみたらし団子を買うことにしました。誰も並んでいないからとその店から買おうとしたところ、一人しかいない前の客が全部で10本でそのうち2本は五平餅にするとかなんとか注文が多く、それで時間がかかっているうちに自分たちの後ろに5〜6人行列が出来てしまいました。店の前に人が少し並んでいるとその後ろに並んでしまうと言う行列の出来る仕組みが垣間見えました。
混雑している古い町並みを通り、今度はちょっと外れた町並みを歩きました。ろうそく屋があったり、酒蔵がまだまだあったり、明日から始まる秋の高山祭に登場する山車の収まっている蔵とかいろいろ見ながら北上し、適当なところで引き返しました。途中、提灯を飾っていた家がありましたが、当番の家を示すものだと言うような説明書きがありました。
途中で「広重スィーツマジック 本店」と言うバームクーヘンで有名らしい店を見つけバームクーヘンを購入。宮川の河原に降りて少し歩きましたが、錦鯉が多数泳いでいました。見た目は良いのですが、錦鯉を川に放流するというのは本来はやらない方が良いと言うことを知っている人は少ないかもしれません。河原から上がり、やはり高山に来たらこれは外せない牛串焼きを頂きました。
家を出る前に今日高山でやっているイベントとして「ひだ国分寺八日市」があるのをリサーチ済みだったので、ひだ国分寺に向かいました。八日市と言っても今時はフリーマーケットみたいな感じで、思っていたような賑わいではありませんでした。とりあえず本堂の前でお詣りをしましたが、まだ帰りの列車まで時間があるので本堂の中を拝観することにしました。社務所の受付で拝観申し込みをし、社務所の入り口から入り本堂へと案内されました。自分たち家族に続いてもう一人女性が拝観申し込みをしていて4人で中に入りましたが、本堂には先客の家族4人がいて総勢8人で住職の説明を聞きました。知らずにこのひだ国分寺に来たわけですが随分と由緒のあるお寺らしく、重要文化財の仏像が2体あり、円空仏(弁財天)もありました。思いもかけずに円空仏に会うことが出来ましたが、考えてみれば岐阜なので円空仏があっても全然不思議ではありません。一通り仏像の説明が終わり、もう一度円空仏をじっくり見ようと思ったら、扉を閉められてしまったのは残念でした。
ひだ国分寺を出て、まだ時間があったので来たときに見つけた栗きんとんの店「富士屋 花筏」に入り、自分はクリームあんみつを、かみさんと娘1号は抹茶セットを頂き、栗寄せと栗きんとんを土産に購入し高山駅に向かいました。
来るときはワイドビューひだでしたが、帰りは急ぐ必要が無いので鈍行で富山に向かいます。高山から猪谷までと猪谷から富山とJR東海とJR西日本を乗り継ぐことになります。以前ゴールデンウィークの時期にかみさんが同じように高山から鈍行で帰って来たことがありガラガラの印象があったのですが、今回はずっと満席状態でした。猪谷駅で18分くらいの乗り継ぎ待ちがあり、高山から来た乗客たちが富山に戻る列車を待っていました。いざその列車が来てみると、みんなが待っているホームの位置よりもずっと先に停車してしまいました。ちょうどそちらに近い位置で待っていた自分たちはちゃっかりと良い席を取ることが出来ました。猪谷まで来る列車とは違いボックス席なので富山駅までゆったりした気分で過ごせました。