動物写真家、岩合光昭の朝は早い。ネコが活動を始める日の出前が撮影の基本。取材の初日となった2月、京都の神社には、早朝6時半にやってきていた。境内には14匹のネコは住み着いており、会うと、名前を呼んで挨拶を交わす。1年前からこの神社に通い続けており、すでに気心を知る仲間のようだった。まるで人に話しかけるように1匹1匹に優しく声をかけていった。岩合には、撮影の際に大事にする“流儀”がある。それが「ネコに、叱られないこと」相手の気分を損ねると、撮影は台なしになる。それがネコだからと侮ってはいけない。目線を高くして話しかけると、ネコにも伝わる。同じ目線でネコに優しく話しかけることを心がけていた。
情報源: 岩合光昭(2017年5月29日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
今日は家族に乾杯は無しで、プロフェッショナル仕事の流儀で岩合光昭さんをやってました。たまに「世界のネコ歩き」を見たりしますが、イヌよりもネコのほうがフォトジェニックなのだろうか。