日本の怪獣映画史に名を残す“ゴジラ”が、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が総監督、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の樋口真嗣が監督を務め、シリーズ初のフルCGで復活。巨大怪獣の出現で未曽有の危機にさらされた人々の物語が描かれる。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみをはじめ、総勢328名のキャストが出演。
巷で評判の「シン・ゴジラ」をかみさんと娘1号と3人で見てきました。予告編を見る限りはそれほど食指は動かなかったのですが、公開後からの評判がすこぶる良い感じなのでこれは見るべきだと言うことになりました。JMAXシアターと言う手もあるのですが、まだまだシアター大都会を見捨てるわけにはいきません。10時20分開始のところを10時ちょっと過ぎに映画館に入ってみると既に開場中になっていました。15分前に開場と言うパターンが普通なのですが、20分以上前に開場したと言うことはそれなりに行列が出来ていたものと思われます。大きい部屋なので中に入ってみるとまだまだ余裕はありましたが、それなりの客入りでした。前の方の席に座っている客が予告編の間でもスマホを見ていて、本編が始まってやっとスマホの灯りが消えました。こう言う客は前の席では無く一番後ろの席に座って他の客の迷惑にならないようにしてもらいたいものです。
映画自体は想像以上に官邸・災害対策本部での政治家・官僚のやりとりが多かったのですが、その方が自分には面白かった部分でした。多少ネタバレにはなりますが、最初に登場した第一形態がちょっと違う感じがしましたし、あっという間に形態変化していくのもこれまで見たゴジラとは違う所でここもちょっとどうだろうかと言う部分でした。とは言え、ゴジラに歯が立たなかったにしても自衛隊の活躍している姿も良く、充分に楽しめたゴジラでした。ただ、どちらかと言えば日本人が内輪うけするような展開だったので、海外からはそれほど評価されなさそうな感じでした。