大相撲夏場所:旭天鵬、苦節20年の賜杯
37歳8カ月の旭天鵬が賜杯を抱いた。3敗で千秋楽を迎えた3人は、栃煌山が琴欧洲の休場により不戦勝。旭天鵬も豪栄道を退けて優勝決定戦に進んだが、稀勢の里は把瑠都を攻めきれずに敗れて脱落した。栃煌山と旭天鵬との史上初の平幕同士の優勝決定戦は、旭天鵬がはたき込みで制した。大正時代の太刀山の38歳9カ月(9回目)と37歳9カ月(8回目)に次ぐ史上3番目の年長、昭和以降では最年長の優勝となった。
琴欧洲が休場してしまったので、優勝ラインは12勝3敗に確定してしまい4敗勢はやる気を無くしてしまったり、稀勢の里がずるずると優勝戦線から脱落したりでしたが、最後に旭天鵬が決定戦で優勝したことでそれなりに盛り上がった大相撲夏場所でした。