福島の子 甲状腺機能に変化

認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。
引用元: 信濃毎日新聞[信毎web] 10人の甲状腺機能に変化 福島の子130人健康調査.

 上記の様な報道がありました。福島の子供たちについては将来的に甲状腺機能のフォローが必要なのはチェルノブイリの時と同じですが、今の時点でどうのこうのというのはちょっとどうかな、と…。甲状腺機能に変化というのならば震災以前と比べてのことなのかどうかもはっきりしていないし、同時期に長野の子供たちのデータも取ってみれば比較できるのにそれはしていなさそうだし、相変わらず不安を煽る方向で報道しているように思えます。