「映画・ビデオ・DVD」カテゴリーアーカイブ

「マーズ・コンタクト」

ロシアの有人火星探査船が砂嵐に巻き込まれ、司令官は他のクルーを助けるため自らを犠牲にして船とともに地表に落下。奇跡的に命は助かったが、酸素も食料もわずかで救援の見込みもない……。序盤こそハリウッド映画「オデッセイ」を思わせるストーリーをたどるが、中盤からは様相を変え、主人公の宇宙飛行士が耳にする声の謎、そして彼を救おうとするスタッフの尽力の一方で悲劇を食い物にしようとするメディアの狂騒ぶりが描かれていく。地球と火星、交わらないどころか離れていく2つのプロットの行方が見ものだ。

情報源: マーズ・コンタクト | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「マーズ・コンタクト」。番組表の解説を見て面白そうだと録画予約していました。ロシア映画だからか、なかなか展開が理解しづらかったりしていて、最後はまた雰囲気はあるが良くわからない感じで終わってました。

「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(2020)」

「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」といえば、製作ツイ・ハーク&監督チン・シウトンが、レスリー・チャン&ジョイ・ウォンの主演で全編SFXを駆使して放ち、大ヒットを記録した1987年の同名映画が有名。その後シリーズ化され、1997年にはアニメ版も生み出されたが、大本の物語は中国の古典「聊斎志異」から採られたもので、1960年に作られた「真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」がその最初の映画化作品。今回新たに主演を務めるのは、期待の新星チェン・シンシュー&エレノア・リー。

情報源: チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(2020) | 映画 | WOWOWオンライン

 WOWOW撮り溜めシリーズで「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(2020)」レスリー・チャン&ジョイ・ウォンの1987年版がお気に入りですが、それの2020年版です。どうしても1987年版のジョイ・ウォンと比べてしまい可愛らしさはあっても美しさが足りなく感じてしまいます。ストーリー展開も違いがあり、当時とは比べ物にならないSFXを駆使していて十分に楽しめました。これを見たらまた1987年版を見返して見たいものです。

「マネキン」

自分の作ったマネキンに恋をする青年の姿を描くファンタジー。製作はアート・レヴィンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーはエドワード・ルゴフと監督のマイケル・ゴットリーブ、脚本もゴットリーブが手がけ、共同でエドワード・ルゴフが執筆している。撮影はティム・サーステッド、音楽はシルヴェスター・リヴェイ、編集はリチャード・ハルシーが担当。出演はアンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラルほか。

情報源: マネキン|MOVIE WALKER PRESS

 WOWOWでやるというので「マネキン」。昔見た記憶があるのですが、1987年製作なので劇場では見ないでビデオテープをレンタルして見たのだと思います。見始める前はごく一部の場面を覚えていただけで、見進めていくうちに所々の場面の記憶が蘇り繋ぎ合わさっていきました。スターシップの主題歌も含めて流れる曲も当時を思い出させられます。古臭さは否めないものの面白い映画だったわけですが、もしかしたら思い出補正がかかっているだけで今の若い人たちが見たらどう感じるのだろうか。

「僕の彼女はサイボーグ」


「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジョエン監督、綾瀬はるか主演によるSFロマンス。さえない青年が、突如として現れた謎の美人サイボーグと運命的な恋を繰り広げていく。

情報源: 僕の彼女はサイボーグ|MOVIE WALKER PRESS

 ずっと見たいと思っていて、アマゾンプライムビデオで見られると言うことにやっと気づき「僕の彼女はサイボーグ」を見ることが出来ました。随分前に見た記憶があったのですが、2008年公開と言うことで思っていたよりも古くなく「ハッピーフライト」と同じ年だとは意外でした。自分の中では荒涼とした風景の中に現れてくるサイボーグ(綾瀬はるか)が印象的だったのですが、そこはストーリー展開のごく一部でした。2回目の登場はターミネーター風だったので少しだけ期待してしまっていました。いずれにしても綾瀬はるかをただただ鑑賞する映画です。

「エターナルズ」


『ノマドランド』でアカデミー賞監督賞を受賞したクロエ・ジャオがメガホンをとり、アベンジャーズをも超越するヒーローチームを描くマーベル・スタジオのアクション大作。『マレフィセント』のアンジェリーナ・ジョリー、『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャン、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのリチャード・マッデンとキット・ハリントン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクらが出演する。

情報源: エターナルズ|MOVIE WALKER PRESS

 JMAXシアターで「エターナルズ」。新しいマーベルのヒーローたちでアベンジャーズとの関係が最初はわかりませんでしたが、途中でディヴィアンツから人類を守る以外は戦えない掟だったとか、神話になったヒーローたちだったとか言う設定がわかるようになっていました。このエターナルズも今後他のMCU作品と同じようにアベンジャーズとかいろいろ絡んできそうな感じで、ますます誰が何なのかわからなくなってきそうです。原作はどうなのか知りませんが、白人・黒人・インド系・韓国系・聾唖者とか多様性を感じさせられました。

「レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 隠市奇聞録」&「レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 妖舞炎奇譚」

古代中国を舞台にした伝奇アクションの第1作。薬学の高い知識と、人並み外れた嗅覚を持った医師のヒロインと、開封府(警察)の刑事にして剣の達人、そして毒に耐性がある特異体質を持った青年、兄妹同然に育った2人が奇妙な事件を解き明かしていく。時代劇×伝奇ファンタジー×ソードアクション×ミステリーという盛りだくさんのエンターテインメント作品だ。主人公の2人がそれぞれの特性を活かしながら事件の真相に近づいていくスリルとアクション、そして淡いロマンスで上質のバディムービーにもなっている。

情報源: レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 隠市奇聞録 | 映画 | WOWOWオンライン

優れた薬学の知識と人並み外れた嗅覚を持ち、においを嗅ぐだけでどんな毒や薬が使われたか当ててしまう女性医師チンルオと、体にうろこが浮き出る奇病を患う一方、毒への耐性や怪力など不思議な力を持った刑事にして剣の達人のション。兄妹同然に育った2人が奇怪な事件に挑むミステリータッチの伝奇ファンタジーアクション第2弾。今回は、神話の生物“水猿”の仕業と噂される有力者の変死事件をきっかけに、過去に起きた悲劇と因縁が浮かび上がる。謎解きのスリルと派手なアクションの絶妙なバランスが見ものだ。

情報源: レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 妖舞炎奇譚 | 映画 | WOWOWオンライン

 午後からかみさんが用事で出かけたのでWOWOW撮り溜め消化で「レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 隠市奇聞録」「レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン 妖舞炎奇譚」を立て続けに見ました。「時代劇×伝奇ファンタジー×ソードアクション×ミステリーという盛りだくさんのエンターテインメント作品」とあるようになかなか面白い作品です。隠市奇聞録ではあまりはっきりと語られていない主人公二人の関係性を第2弾の妖舞炎奇譚に盛り込んでいました。2作とも2020年製作らしいのですが、今後シリーズ化されたら見ても良いと思わせる作品です。

「私は白鳥」


過酷な自然界で命を燃やし続ける白鳥と、それに自らを投影しながら地方都市で懸命に暮らす男性を追ったドキュメンタリー。翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に残された白鳥を見守る澤江弘一さんは、また仲間の白鳥と再会してほしいと奮闘を続けるが……。ナレーションを「最高の人生の見つけ方」の天海祐希が担当。監督は、富山県のチューリップテレビ勤務の槇谷茂博。

情報源: 私は白鳥|MOVIE WALKER PRESS

 娘1号と現地集合してほとり座「私は白鳥」を見てきました。富山が舞台という事で、普段はほとり座に映画を見にくることは無いような人たちまで来ていました。見終わってロビーに出ると主人公のおっさんが観客が出てくるのを待っていて、撮影会が始まりました。途中で主人公のおっさんの生まれ年や高校は県内の進学高だとか出てきたのでもしやと思いながら見ていましたが、実はかみさんの高校時代の同級生だったようで、かみさんも見ている途中で気がついたらしいです。というわけで、かみさんも一緒に記念撮影してもらい、パンフレットにもサインして貰っていました。撮影会の途中で誰かがあの白鳥がどうなったのか聞いていましたが、この夏から大冒険に行ったらしく80日ほど姿を見ていないとの事でした。ここは察するべきところなのかも知れません。

ポスター

「デューン 砂の惑星」

未来世界を舞台に宇宙間の凄絶な権力争いを描くSF。製作はラファエラ・デ・ラウレンティス、監督・脚本は「イレイザーヘッド」のデイヴィッド・リンチ、原作はフランク・ハーバート、撮影はフレディ・フランシス、音楽はトト、ブライアン・イーノ、編集はトニー・ギブス、特殊技術効果はキット・ウェスト、特殊視覚効果はアルバート・ホィットロックが担当。出演はホセ・フェラー、ショーン・フィリップス、カイル・マクラクラン、フランセスカ・アニスなど。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、シネスコサイズ。1984年作品。1994年にテレビ放映用に再編集され190分版が発表されている。(監督はアラン・スミシー名義) またDVDで発表された177分の長尺版も存在する。

情報源: デューン 砂の惑星|MOVIE WALKER PRESS

 U-Nextの無料トライアルでデヴィットリンチ版の「デューン 砂の惑星」。レンタルビデオで見たような記憶があり、ところどころの場面で見たことがある感覚があるのですが、もしかしたら見ていなかったのかも。たぶん初めてこれを見た時にはもちろん原作も知らないため設定に置いていかれそうになり、よくわからないままで見終わっていたのかもしれません。今回は、DUNE/デューン 砂の惑星の方を見た後なので、ある程度設定がわかっている状態で最後まで見ていられました。失敗作だとか言われていますが、今きちんと見てみると十分に面白い映画でした。

「アリータ:バトル・エンジェル」


『タイタニック』『アバター』など斬新な映像表現で数々のヒット作を送り出してきたジェームズ・キャメロンが製作と脚本を担当し、木城ゆきとのコミック「銃夢」を映画化したSFアクション。兵器であるという自身の運命に直面し苦悩するサイボーグの少女アリータの戦いが描かれる。『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスが監督を務める。

情報源: アリータ:バトル・エンジェル|MOVIE WALKER PRESS

 WOWOW撮り溜めシリーズで「アリータ:バトル・エンジェル」。主人公のアリータがフルCG(?)で最初は違和感がありましたが、そのうちに目が慣れてきました。「銃夢」が原作ということらしいので、読んだことも見たこともなかったので世界観になかなか入り切れなかったりしましたが、普通に楽しめました。続編が出来てもおかしくない最後ですが、原作がどうなっているのか知らないためあまり期待することはありません。

「男はつらいよ お帰り 寅さん」


山田洋次監督による国民的人気映画シリーズ「男はつらいよ」の、22年ぶりの新作にして通算50作目。葛飾柴又を舞台に、心温まるストーリーが描かれる。4Kデジタル修復されて甦る寅さん役の渥美清をはじめ、倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田吟らおなじみの面々が再結集。さらに、後藤久美子が久々の女優業にカムバックを果たす。オープニング主題歌「男はつらいよ」を歌うのは桑田佳祐。

情報源: 男はつらいよ お帰り 寅さん|MOVIE WALKER PRESS

 WOWOW撮り溜めシリーズで「男はつらいよ お帰り 寅さん」。個人的には冒頭の桑田佳祐の歌は必要なかったような気がします。寅さんにかかわった人たちがみんな歳を取った姿で登場していますが、寅さんだけは変わりません。満男はやっぱり満男のままで大人になっていました。この映画が制作された頃に後藤久美子が出演すると言うのでカメオ出演的な扱いなのだろうと思っていたのですが、しっかりと満男と泉のその後が描かれていました。