横幕智裕・作、モリタイシ・画の人気コミックを窪田主演で実写化したドラマの劇場版で、ドラマ版の演出を手掛けた鈴木雅之監督が劇場版も担当している。病院にやって来るさまざまな患者たちと向き合う放射線技師の活躍を描くドラマ版と同様、窪田、広瀬アリス、遠藤憲一ほか、ドラマ版の登場人物陣が見せる息の合った掛け合いが見ものな上、前半では交通事故に巻き込まれた夫婦、後半では本田翼が演じる放射線科医の杏が離島で発生した謎の感染症に立ち向かう姿が描かれ、放射線技師たちの奮闘ぶりが感動を誘う。
情報源: 劇場版ラジエーションハウス | 映画 | WOWOWオンライン
WOWOW撮り溜めシリーズで「劇場版ラジエーションハウス」。邦画で良くあるテレビドラマの映画化ですが、当然の事ながらテレビドラマも原作も見たことはありません。病院の放射線技師たちが主人公のドラマのようですが、実際の放射線技師がどんな仕事をしているか詳しくは知らないものの、あまりにも現実離れしている設定がどうにも耐えられません。放射線技師が独断でエコーとか、主治医はどこにいるとか、医師が行き先告げずに病院離脱したのかとか、病院の薬剤を勝手に持ち出すのかとかいろいろありますが、離島内での未知の感染症が発生とか言い出していて、大勢の人が消化器症状を訴えているのであればまずは食中毒を疑うべきだと突っ込むのは野暮なのでしょう。これまであまり医療ドラマを見ずに来たのですが、やはり真面目に見ない方が良いと言うことを確認できました。