大相撲七月場所の千秋楽。結びの一番は9年ぶりの全勝対決。昨日正代に対して奇襲を仕掛けた白鵬でしたが、今日も左手を出しての右肘を繰り出しました。それでも怯むことはなかった照ノ富士でしたが、白鵬の張り手に対してムキになって対応してしまったのが仇となり白鵬有利の態勢になってしまい、最後は強引な小手投げに屈してしまいました。白鵬を全勝対決で破っての3連覇で照ノ富士の横綱昇進となった方がもっと盛り上がっていたのでしょうが、あそこまでして勝ちたかったと言う白鵬の執念と客席の家族の姿を見ると、この結果もそれはそれで良かったと思うしかありません。