「深夜の告白」

「流刑の大陸」のジョセフ・シストロム製作の心理スリラー映画、1944年作品。『郵便配達は二度ベルを鳴らす』などの作家ジェームズ・M・ケインの小説を「皇帝円舞曲」のビリー・ワイルダーと「見知らぬ乗客」のレイモンド・チャンドラーが脚色、ワイルダーが監督にあたった。撮影は「砂漠部隊」のジョン・サイツ、音楽は「悲恋の王女エリザベス」のミクロス・ローザの担当。主演は「スピード王(1950)」のバーバラ・スタンウィックと「ジャバへの順風」のフレッド・マクマレイで、「飾窓の女」のエドワード・G・ロビンソンが共演。以下当時新進のジーン・ヘザー、「月世界征服(1950)」のトム・パワーズ、バイロン・バー、リチャード・ゲインズらが出演する。

情報源: 深夜の告白(1944) | 映画-Movie Walker

 撮り溜めシリーズでBSプレミアムでやっていた「深夜の告白」。たまにある、最後のシーンから主人公の回想を語る形で観客に追体験させるパターンです。迂闊にも途中で気を失ってしまって犯行場面を見てませんが、犯人と犯人を追い詰める探偵役がすぐ近くにいると言うのは当時は斬新だったのでしょうか。