おとなび首都圏往復フリーきっぷ

 東京までのJRは「おとなび首都圏往復フリーきっぷ」を使いました。以前は窓口に行っておとなび会員証を見せないと買えなかったのですが、流石に不評だったのかネット上のe5489で予約してみどりの券売機で受け取ることが出来ました。早い時期だと飛行機の方が安くつくこともあるのですが、今回は直前だったためJRを選ぶしかありませんでした。帰りのフリー切符は自動改札機を通したら吸い込まれると思い込んでいて、恵比寿駅で改札を通る時に駅員に見せて通してもらったのですが、新橋駅の駅員さんに教えられて自動改札機を通せることを知りました。以前、自動改札機を通さないようにしてたのはフリーきっぷではなく普通の長距離の乗車券での途中下車だったからだと言うことを思い出しました。

上野駅

 新幹線は東京発を予約していましたが、上野から乗ることにしました。東京駅だと始発なので発車時刻少し前から新幹線に乗り込むことが出来るのですが、それまでの間東京駅の中で土産を買ったりするのは毎回疲弊してしまうので、田舎者に優しい上野駅で過ごすことにしました。改札を出て上野駅近辺で過ごすことも考えましたが、外に出るよりは構内にいた方が涼しそうなので、駅ナカの「エキュート上野」で土産を探したり、駅弁を見繕ったりすることにしました。ここで軽く晩御飯でも食べようかとも思っていましたが、16時頃に結構ヘビーなパンプディングを食べてしまったためそれほどお腹も空かず、駅弁買って新幹線に乗ってから食べることになりました。ここでも「アップカフェ」に入りアップルジュースで水分の補給です。お土産は定番の芋ようかんなどにしたいので、新幹線改札を入った直ぐにある売店で何種類か購入。弁当もその隣の売店で仕入れました。Suica専用の自販機で飲み物を買おうとiPhoneでタッチをしても「使用できません」となりました。数回繰り返しても同じなのでこの自販機での購入を断念。iPhoneが調子悪くて復元を繰り返しているうちにSuicaが登録できているように見えて使えない状態になっていたようです。ベンチに座って新幹線が来るまで待機し、新幹線に乗り込んだ後駅弁を頂きました。自分は牛タン弁当にしたのですが、紐を引っ張って加熱するタイプだったため、かみさんが食べ始めても5分おずけ状態でした。

牛タン弁当

加熱後

銀座人形館

 帰りの新幹線の時間にはまだまだ余裕があるので、恵比寿から新橋に移動し「銀座人形館」へ向かいました。相変わらず銀座の街は中国からのお客さん達で賑わっています。その後、銀座三越に入りかみさんは靴(サンダル?)を購入。今度は有楽町から上野に移動です。

「俺のベーカリー&カフェ」

 かき氷で一息つきましたが、コーヒーでも飲んでもう少し休もうかとエクセルシオールカフェに入って見ましたが、満席ぽいのですぐに離脱。「俺のベーカリー&カフェ」に入って見ることにしました。ここでも順番待ちになってしまいましたが、5分もしないうちに席に着くことが出来ました。アイスコーヒーだけでも良かったのですが、甘いものをとパンプディングを頼みました。プディングと言ってもずっしりとしたパンで想定外にお腹にボリュームのあるものが入ってしまいました。この店のパンは人気らしく、ずっと行列が出来ていました。

水出しアイスコーヒー

パンプディング

「日光天然のかき氷四代目徳次郎」

 三越で実家と兄弟に送る中元を選んだ後、一息つこうと「日光天然のかき氷四代目徳次郎」でかき氷を食べることにしました。こういった店に慣れていないため、何を食べるか考えているうちに行列が出来てしまいました。まずは行列に並んでから何を頼むか決めたほうが良さそうです。何にしようかいろいろ悩んだ挙句、白桃に練乳がけを頼みました。二人で一つにしましたが、一人一つでもよかったような…。

白桃練乳がけ

東京都写真美術館

 ランチの後、すぐ隣の東京都写真美術館に入り「内藤正敏 異界出現」を鑑賞。初期の頃の作品はちょっとあれですが、即身仏あたりからは見応えのある写真だったり、味のある写真だったり、結構楽しめました。複数の写真展だと割引になるからと「世界報道写真展2018」も見ることにしましたが、こちらは客が多くじっくりと見ることも出来ず、自分の好みの写真では無いので時間を持て余してしまいました。かみさんは売店でなかなか手に入らない本をゲットして大喜びでした。

「恵比寿ビヤステーション」

 上野から山手線で恵比寿に到着。動く歩道を何個か乗り継いで恵比寿ガーデンプレイスにたどり着きました。まずはお昼を食べるためにビヤステーションに入りました。土曜日のお昼で13時近かったので待たなければいけないだろうと覚悟していましたが、すんなりと席に通されました。まずは黒ラベルをグラスで頼み、ミュンヘンランチとソレントピザプレートも注文。結構歩き回って喉も渇いていたのでグラスビールをごくごくと飲んでしまい、もう一種類グラスビールを飲もうかと思っていたのにすぐに回ってしまいお冷やを頼むことになってしまいました。流石に東京のお店は富山とは違い接客がしっかりしていたように感じました。

黒ラベル

ミュンヘンランチ
ソレントピザプレート

不忍ブックストリート

 国立博物館を出た後、かみさんが不忍ブックストリートに食事が出来るところもあると言うので、とりあえず不忍通りに向かいました。iPhoneのgoogleマップを見ながら不忍池の北側を回って不忍通りを目指しましたが、通れそうな道には入ることが出来ず大回りすることになりました。マップで通ろうとしていたところは上野動物園の敷地内だとは思っていませんでしたが、確かに以前上野動物園に来た時にケーブルカーで移動する場所もありました。なんとか不忍通りに出て不忍池に沿って道を歩いて見ましたが、古本屋とかの気配がありません。横道に入りiPhoneで調べて見てもどこがブックストリートなのかよくわかりません。結局あきらめてそのまま不忍池に沿って上野駅に向かい、恵比寿を目指すことになりました。後から落ち着いて調べて見ると、どうも不忍通りに出た後で南下するのではなく北上した根津駅あたりがそのブックストリートだったようで、初めて行くようなところはあらかじめ調べて見当をつけておかないとなかなか厳しいことを思い知らされました。

特別展「縄文―1万年の美の鼓動」

 東京国立博物館でやっている「縄文―1万年の美の鼓動」を見に行ってきました。当初はかかみがはら航空宇宙博物館に行く予定だったのですが、先日の豪雨のために東海北陸道の一部が通行止めとなっていたため、急遽東京へおのぼりすることにしました。昨日の14時の時点で通行止めは解除されていたのを今日知りましたが、JRの切符を確保していたため昨日のうちにこの情報がわかっていたとしても予定を戻すことはできません。
 上野駅で北陸新幹線を降り、公園口改札を出て国立博物館に向かいましたが、駅構内の博物館チケット売り場に行列が出来ていたり、遠目に一団が平成館に向かうのが見え、9:30オープン直後なのに流石に東京は半端ないと思い知らされました。展示室に入った直後は行列に並んでジリジリと進みながら展示物を見て行きましたが、そのうちにゆっくり見ることができるようになりました。有名な火炎式土器がいくつも並んでいたり、国宝の土偶たちが赤絨毯の部屋に鎮座していたり、有名な遮光器土偶がいたりしていましたが、これら以外にも縄文期の遺物をたくさん見ることが出来、満足して博物館を出ました。

縄文展

公式図録