当初の予定では尾去沢マインランドに寄って、その後に大湯環状列石を見てから十和田湖に行くつもりだったのですが、母親が痛風発作で歩くのに苦労しそうなので、直接十和田湖に行くことになりました。
道の駅たかのすでゴマソフトクリームを食べながらひと休みし、そのまま十和田湖に向かうつもりでしばらく走ったものの多少疲れが出てきてしまいました。ちょうど大湯環状列石の看板が出ていたので急遽寄る事にしました。
両親には新しく出来ていた資料館の中で休んで貰っているうちにぐるっと見て回りましたが、随分前にも一度来た事はあったものの、その頃とはだいぶ趣きが変わっていて、柵の向こうに見えていた環状列石もすぐ近くで見られるようになっていたり、高床式の建物も立っていました。一通り見て回った後で、資料館の展示を見る事にしましたが、無料ボランティアのガイドをして貰えたので普通に見るよりもずっと理解が深まりました。野中堂環状列石はお墓で万座環状列石は祭事用だというのは、多分前回来た時にはハッキリしてなかったような気がします。また、1万年前の噴火による火山灰(溶岩流?)の跡地に縄文人が住み、その後4千年前の噴火で埋もれてしまったとか、他にも古くから居た北方系の文化で、地理的に南方からの文化が入ってこなかったとか、世界遺産に登録したくても、ど真ん中を市道が走っていたり、確かな検証も無しに高床式の建物を建ててしまっているので却下されているのだとか、いろいろ教えて貰いました。
環状列石を出て、ある筋では有名な黒又山を右に見ながら進み大湯温泉の町を走ってると、何やら歩道に人だかりが…。ちらっと見たら蛭子能収さんと太川陽介陽介さんの姿が見えました。もう一人顔が見えなかったのですが、女性タレントさんもいたので、路線バスの旅のロケだったようです。