国技館を出て小雨が降る中、晩御飯を食べる店を求めて彷徨いました。最初は両国だからちゃんこ鍋にでもしようかと思ったのですが、ちょっとまだ鍋には暑い気もしました。両国駅を過ぎてしばらく進みますが良さそうな店に行き当たらず、これから先に行ってもダメそうなので、駅の方に引き返してJR沿いの道を歩きます。途中で横綱横丁というのを見つけたのでそこを少し歩き、無難そうな「鉄板酒場アケボノヤ」に入ってみることにしました。二人ということもあり席はあったのですが、入口直ぐの小さなテーブル席で他の客が入ってきたりトイレに行ったりするのが多少気になりましたが、居酒屋ということで妥協しました。まずは生中を注文。どて焼き・どて大根に厚切りハムカツ、ホルモンキャベツを食べ、長居はせずに早々に店を出ました。

コーヒーを飲もうと近くにあった「カフェ・ベローチェ」に入り、カフェラテとピーナツバターサンド・マフィンをいただきホテルへ戻りました。

　ホテルを出て今回のメインである丸藤正道20周年記念大会「飛翔」を観戦するために両国国技館に向かいました。国技館の裏側から回ったために直ぐには気づかなかったのですが、かなりの混雑です。いつも観戦に行った時にはパンフレットを購入するのですが、それだけでも大行列が出来ていてごった返しています。かみさんが白のTシャツが欲しいと言うので、聞いてみると1種類しか残って無くそれもSサイズが売り切れと言うことでしたが、それでも良いと言うので購入。CONVICTと言うブランドとのコラボTシャツらしいのですが、これを家の外で着るのは流石に無理かと。売店の混雑から逃れて自分の席を探します。2階椅子席で6列目と無難なところで、端から3・4番目なので席を立つのも苦にはならない席でした。このくらいの位置からもリングが良く見えるので国技館は確かに格闘技の興行には良い会場です。
　15時から試合開始で、途中15分の休憩を挟み終了は19時。セミは30分フルタイムで、メインは34分超でしたが、最初の数試合がサクサクと終わったりして、時間を感じさせない良い大会でした。

　お昼を食べた後、いつもの「銀座人形館」に入りました。かみさんはアンティックドールに夢中になっていたので、自分はその間店内をぶらぶら時間を潰すしかありません。市松人形展をやってましたが、もう一つ「《とり・鳥・トリの絵画展》～NORISANの世界～」もやっていました。名画をオマージュした作品があって面白いなと思いながらちらちら見ていると女性が近づいてきて話しかけてきました。店員さんかと思ったのですが作者さんらしく、それなりに少しだけ会話したところで引き下がってくれました。原画は無理ですがポストカードを3枚ほど購入して店を出ました。
　まだ時間があるので「銀座和光」に入ってみました。これまで銀座の時計のある建物と言う認識しか無く一度も入ったことは無かったのですが、入ってみてやはり自分には居心地の良いところではありませんでした。しかし、かみさんは気に入ったバッグを見つけたようで、この間金沢で自分のジャケットやズボン、ベルトを買ってもらった手前、今回は自分がバッグの支払いをすることになってしまいました。

　9時40分の飛行機でかみさんと東京に向かいました。羽田空港に着いたのは10時50分頃で、京急に乗って東銀座へ直行。お昼にちょうどいい時間になったのですぐに「ビヤホールライオン銀座七丁目店」に入ることにしました。いつもならば1階のビヤホールなのですが、今日はランチと言うことで2階の個室に通されました。個室といってもお隣りとはカーテンで仕切られているので話が筒抜け状態ではあるものの、家族連れにはビヤホールよりも良さそうです。とりあえず自分は恵比寿の小グラスを、かみさんは黒ラベルの中ジョッキを選び、食事はそれぞれローストビーフランチセット、ビーフハンバーグステーキランチセットを注文しました。流石にローストビーフは絶品でした。