大相撲十一月場所の十一日目。結びの一番で嘉風が白鵬に土をつけましたが、そのあとの白鵬の態度がいけません。嘉風がわざと遅く立ったのに対して、立会いが合わなかったとして待っただと決めつけてしまっています。もしこれが通るようならばあの時の日馬富士も待ったありでしょう。もともと白鵬は勝つことに並々ならぬ執念を燃やしている相撲取りだと思うのですが、本人が物言いをつけると言うか、審判に物言いを催促するとか、白鵬のおごりが垣間見えました。日馬富士の暴行事件でそれでなくとも本場所の興味が薄れて来ているところにこんな事があると、ますます白けてしまいそうです。