富山市から定額給付金の申請書が届いています。よく見てみると、申請用紙の裏側に、本人確認書類の写しと振り込む口座の通帳の写しを貼って返送しないといけないことになっています。厳密に言えば、郵便受けから抜き取ったこの書類を元に名義を偽装して口座を作れば定額給付金をだまし取ることは出来ることにはなりますが、若い人ならばまだしも、独りで住んでいるお年寄りにはコピーを取ることさえ簡単には行かないわけで、やはりどこか間違っているような気がします。地域振興券の時のように印鑑持参で本人が受け取りというような形で、現金振り込みじゃない方がずっと良かったはずなのに、現金にこだわったのはやはりその現金をうまくかすめ取ろうとする大きな力があったからなのでしょうか。